第二千五十四話 そのまま過ぎて
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第二千五十四話 そのまま過ぎて
フランスは日本の歌舞伎の忠臣蔵を観て日本に言いました。
「もう実際とな」
「関係付けた名前過ぎますね」
「一応本人さん達じゃないけれどな」
時代も室町時代となっています。
「服まんま江戸時代だろ」
「はい、当時の現代衣装でした」
誰がどう見ても室町時代の服ではありません。
「歌舞伎の特徴ですが」
「それでも名前が違うってか」
「言い張りまして」
「幕府も上演を認めたんだな」
「今思うと寛大ですが」
それもかなりです。
「特に赤穂の特産品がお塩で」
「重要な収入源だったからな」
「塩谷判官さんでした」
「塩だな、わからねえ人当時いたか?」
「いえ一人も」
「ここまで露骨に幕府に喧嘩売っていて堂々と上演出来たか」
そのお塩の殿様が即刻切腹になったことに対して歌舞伎では時間が経っていてそれもお部屋の中でされています、幕府の決定に堂々と反論しているのです。
それをお塩でも表しています、忠臣蔵にもお塩が関わっているのです。
第二千五十四話 完
2022・8・23
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