第二千五十一話 塩の山から
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第二千五十一話 塩の山から
ローマはお塩を主に岩塩から採っていました、それが彼にとってとても貴重なものであったのですが。
後にオーストリアさんはこんなことを言いました。
「ザルツブルグ、まさにです」
「塩のお城ですね」
「塩が採れましたので」
こうハンガリーにお話します。
「まさにです」
「お塩のお城であって」
「栄えました」
「そしてそのザルツブルグで、ですね」
「あの人が生まれました」
その人は誰かといいますと。
「ウォルグガング=アマデウス=モーツァルトが」
「あの偉大な音楽家さんが」
「そのことから考えますね」
「モーツァルトさんを産んだのはお塩ですね」
「そうも言えます」
オーストリアさんは言いました。
「岩塩あってです」
「モーツァルトさんがありますね」
「ローマ帝国もありました」
お塩にはこんなお話もあります、音楽にさえ関係しているのです。
第二千五十一話 完
2022・8・22
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