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チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
L3話 流れ出るWolf【オオカミ】の性
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。そう言われてきた速人が見せた熱さ……その言葉は???返される。



白い羽が……舞い降りる。





「速人くん???私やっぱり……!」




『歌が好きだ!!!!』






未来予報ハレルヤ(歌:Liella!)





〜〜〜〜〜〜




「オラっ!」
『ビビビビ!』
「すげぇ威力……!」


一発の弾丸がガットンに放たれ、先ほどとは比べ物にならないダメージが入る。

仮面ライダーバルカン……獰猛な狼の如く砲弾とはこのことか。


『ビビビビ!』
「連弾喰らえゴラァ!」
『ウィーンガシャンウィーンガシャン』
「つっても、頑丈さは相変わらずか???ん?コイツは……!」


彼のベルトに下げられていたミニチュア……いや、先ほど見た水勢剣流水。

おそらくポケットに入れられたのだろう???早速その水の剣を真の姿へと変貌させる。


【水勢剣流水!】


「はぁっ!」


ショットライザーをベルト部分に戻し、念じながらその剣で突こうとする……と、突如としてその剣先から超高圧の聖なる水が噴き出る。

清めの水を思いっきり食らってしまうガットン。異変はすぐに起こる。


『ガガガ…システム一部故障。動作速度5割低下。』
「あ…?動きが鈍くなんのか???なら狙わせてもらうぜ!」


水勢剣による唐竹割りが見事炸裂する。

機械は水没に弱い……水勢剣の高圧水流に、那由多の剛力はガットンにとっては相性が悪すぎる。

電流見えるガットンに那由多は蹴りを入れて、距離を取らせる。


「そろそろ必殺か??師匠はキックこそ華って言ったが……速人のマネはしねぇよ。」
『ググギ…』
「これは……こうか?」


【BULLET!】

【ウルフ! ふむふむ。】


バルカンは水勢剣にウルフのプログライズキーを読み込ませる……皆が知る歴史ではそんなことできないのかもしれないが??そんなことは知らない。

水勢剣からリゾート地を彷彿とさせる待機音が響き始める。


【習得一閃!】


水勢剣で一閃を描くバルカン。その一閃はバルカンを象徴する狼、神聖な水塊で形成された狼がガットンを強襲する。

狼はその水塊の顎でガットンを噛み砕き……その体を水で侵食していく。

火花を上げ、機能をさらに低下させる。


『システムエラー……制御不可……』
「行くぜ……」


【BULLET!】

【シューティングブラスト!】


バルカンは照準を定め???トドメの弾丸……必殺を放つ。

その弾丸は狼のオーラを顕現させ、ガットンの体を飲み込み?
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