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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百二十四話 黄龍、娘を救うのことその十二
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「見せてもらおう。その術もな!」
 二人の死闘がはじまる。そしてだ。
 呂布もだ。于吉に対して戟を繰り出す。まずはだった。
 無数の突きを繰り出す。しかしだ。
 于吉はその突きをかわしていってだ。こう言うのだった。
「御見事です。やはり貴女は」
「恋は。何?」
「この世界で随一の武芸者ですね」
「恋、強くない」
 呂布はそれは否定した。
「むしろ弱い」
「そう仰る理由は何故でしょうか」
「恋は一人だと弱い」
 一人ならばだというのだ。
「ねねがいてくれて月や詠達もいてくれて」
「それでだと仰るのですか」
「はじめて戦える。だから恋一人では弱い」
「面白い考えですね」
「自分の為にだけ戦うなら限界がある」  
 そうだというのだ。それならばだとだ。

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