第二千四十七話 絶対に必要なもの
[8]前話 [2]次話
第二千四十七話 絶対に必要なもの
お塩を見てです、ローマは言いました。
「食いものとこれはだよ」
「絶対に必要です」
「さもないと何も出来ません」
「生きることすらです」
「何も出来ません」
「そうだよ、お塩がないとな」
さもないと、というのです。
「人間動けなくなるんだよ」
「その通りです」
「生きていけなくなります」
「そうなりますので」
「軍隊にも必要です」
兵隊さん達も口々に言います。
「山で採掘されていますが」
「大事にしていきましょう」
「食べものと一緒に」
「ああ、そうして何かあったらな」
その時はとです、ローマは言いました。
「しっかり戦おうな」
「はい、そうしましょう」
兵隊さん達も応えました、胡椒も必要ですがそれ以上にお塩は必要であることを実感してのことです。
第二千四十七話 完
2022・8・20
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ