第百二十四話 黄龍、娘を救うのことその九
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ですよね」
「完全に差別ね」
「そうですよ。俺だって彼女いるのに」
「嘘でしょ」
徐晃は真吾の今の言葉は即座に否定した。
「あんたに彼女って」
「俺がもてないっていうんですか?」
「っていうかもろに舎弟キャラだった」
これ以上はないまでに真吾を表した言葉だった。
「それで何で彼女なのよ」
「信じてくれないんですね」
「けれどあんた嘘は言わないわよね」
「怪談は好きですけれど嘘は嫌いです」
このことははっきりと言うのだった。
「子供の頃からそれだけは言うなって」
「言われてるのね」
「ええ、ですから嘘は言いません」
それは確かにだと言う真吾だった。
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