第一章
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んじゃないんですか?」
「原清さん?お隣の」
元ボクサーと言っているが自棄に柄が悪く物騒なことばかり言っている隣人だ。穏和な一家から見れば全く違う世界の住人だ。
「あの人ですか」
「はい、違うんですか」
「その人お隣ですよ」
「そうだったんですか」
「そういえば私の名前聞いてなかったですね」
電話でとだ、真奈美は言った。
「そうでしたね」
「はい、怒っていましたんでつい」
「忘れてましたか」
「あの、ご主人のお仕事は」
「サラリーマンですが」
「元ボクサーで今は実業家じゃ」
「お隣さんですが」
真奈美は先程と同じ返答をした。
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