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新ヘタリア学園
第二千四十五話  香辛料は欠かせないけれど

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第二千四十五話  香辛料は欠かせないけれど
 ローマは国民の人達に言いました。
「肉食うとな」
「香辛料は必要ですよね」
「特に胡椒は」
「そうですけれど」
「俺香辛料あまり採れないからな」
 ローマは残念そうに言いました。
「そういうのは東の方なんだよ」
「そうなんですよね」
「お塩はどうにかなりますが」
「山から採って」
「そうなんですが」
「けれど香辛料はな」
 こちらはというのです。
「どうしてもなんだよな」
「他の国から貿易で得ますが」
「そうするしかありませんが」
「パルティアとはいつも揉めていますからね」
「東のあの国とは」
「さらに東にでかい国あるけれどその国はあるか?」
 漢のことです。
 当時まだローマは漢のことをそれ位にしか思っていませんでした、そして漢もローマのことを知りませんでした。


第二千四十五話   完


                   2022・8・19

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