第二章
[8]前話
「顔覚えたぜ」
「俺もだ」
「ちょっと家に帰ったらお世話になるか」
「そうさせてもらうか」
その美人を見てこう話した、そしてこの日はプールを楽しんだのだった。
後日博則は自宅からバイト先まで自転車で向かっていたが。
その途中交通違反か何かをした中年の男に注意をしている婦人警官の顔を見たが。
「えっ!?」
「?」
その婦人警官は彼の声にちらりと目を向けただけだった、だが。
博則はその顔をはっきり見た、それで後日またそのプールに行った時に友人達に話した。
「あの銀のスリングのエロボディの人がだよ」
「お巡りさんだったのかよ」
「そうだったのかよ」
「そうだよ、顔がそのままでな」
それでというのだ。
「髪の毛はその時は後ろで束ねていたけれど」
「黒髪でか」
「それも同じだったんだな」
「そうだよ、スタイルははっきりわからなかったけれどな」
それはというのだ。
「制服でな」
「まあ水着と制服だとな」
「スタイルの出方違うしな」
「それは仕方ないな」
友人達もそれはと理解した。
「あのエロボディもな」
「お巡りさんの制服だとはっきり出ないな」
「水着程はな」
「ああ、しかしエロボディの美人お巡りさんなんてな」
博則はあらためて言った。
「最高だよな」
「そうだよな」
「それで水着もエロいとかな」
「最高だぜ」
「そうだよな、今日もいたらいいな」
博則はこう言って友人達と共にあの婦人警官を前に見た場所に行った、するとその美女はいなかった。だが。
他の刺激的な水着姿の女性達を見てだった、彼は友人達と一緒に話した。
「今日はお仕事みたいだな」
「お巡りさんも暇じゃないな」
「けれど他の人達もいるしな」
「今はあの人達見ような」
「それで楽しませてもらおうな」
それはそれでと話してだった。
友人達と共にそうした女性達をこっそりとだがまじまじと見た、そのうえでこの日もプールを楽しんだのだった。
水着美女との再会 完
2022・8・18
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