第百二十四話 黄龍、娘を救うのことその六
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の世界に」
「御前達と同じだ。来ていたのだ」
声は微笑んでいた。優しい声だった。
その声で彼等に告げるその男を見てだった。
翁がだ。こう言うのだった。
「御主、ここに来た理由は」
「翁、久しいですな」
「そうじゃな。それで概世よ」
翁は彼の名を呼んだ。
「いや。黄龍か」
「どちらでもいいです。私がここに来たのは」
「子供達を助けたいのじゃな」
「そして常世を封じる」
その為にもだというのだ。彼はここに来たというのだ。
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