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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四十七話 真・断罪王Σ 対 銀装天使ガデルエル!自分が両親から自立していることを露骨にアピールしてくる独身の社会人共は通勤時にローラースケートを履いたまま、急な坂を駆け上がれ!
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問いかける。
「そりゃあ、こんな狂った世界に生まれたことを後悔しているからじゃないかしらッ!」
ガデルエルのハンマーがまた僕を襲ってくる。
「マクリちゃんもこの世界に生まれてきたことを後悔しているのかい?」
僕はマクリちゃんに問いかけながら、回避する。
「だったらなんなのよッ!」
ガデルエルのハンマーが角度を変えて僕に迫ってくる。
「じゃあ、僕がマクリちゃんを殺したらマクリちゃんはあの猫ちゃんみたいな幸せそうな顔を僕に見せてくれるのかな?」
「殺されるのはあんたのほうよ!それッ!」
「シンゴォォォォォォォォッ!」
全裸の僕ぼ筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。
ガデルエルのハンマーが真っ二つになる。
至高天北海道支部に真断罪王Σと銀装天子ガデルエルが向かい立つ。
「ガデルエルハンマーを壊したからって勝ったと思ったら大間違いよ!」
「僕は死んじゃったマクリちゃんがどんな顔をするか見てみたいんだよね」
ガデルエルの背部に装備された両翼が分離して合体することで完成した大剣・ガデルエルセイバー。
真断罪王Σの全長をも超える大剣・ガデルエルセイバーを両手で握りしめた銀装天使ガデルエルが僕に向かって襲い掛かってくる。
僕はガデルエルセイバーを両手で白刃取りした状態でマクリちゃんに話しかける。
「僕は学生の頃さ、いつもいじめられてたのに、なにもやり返せなかった。いつも後になってから、あの時やり返せばよかったなって、とっても後悔するんだ...」
「あんた...私のこと挑発してるつもりなの?」
「でも、僕がきっとやりかえせば、きっと、取り返しのつかないことになる気がしたんだ。だって、いじめ加害者に僕がやり返して、いじめ加害者が僕のせいで大けがしたら、今度はぼくがいじめ加害者になってしまう。いじめ被害者が正当な理由で復讐すればいじめ被害者になってしまう。だから僕はずっといじめ被害者でいたかったのかもしれないね」
「余裕ぶっこいてじゃないわよ!ガデルエルセイバー!最大出力!」
ガデルエルセイバーが発光する。
「いじめ加害者に復讐せずに、いじめ被害者であり続ければ、先生達や親はぼくに同情してくれる。でも僕は自分がいじめ被害者であることを誰にも相談できなかったんだ、なぜだろうね?ほんとうになんでなんだろう?僕は今でもそれが悔しくて、夜眠れないことがあるんだ」
黄緑色の蛍光色に包まれたガデルエルセイバーを受け止めていた両掌が溶けていく。
両手を溶かされた真断罪王Σは胸部に異次元から出現させたザフィエルキャノンを振り下ろされるガデルエルセイバーに向かってゼロ距離射撃する。
ガデルエルセイバーはその輝きを失い、半分以上が溶けてしまっていた。
「今からアポリオンウェーブを使おうと思ってるんだけどさ、このさぁ、幻覚世界
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