暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百五話 温泉も楽しみその十六

[8]前話 [2]次話
「あんな人はそうはです」
「いないですか」
「そんな特異な人と違ってです」
「私はですか」
「普通に努力して成長していく」
 そうしたというのだ。
「立派な人です」
「そうなんですね」
「はい、そして田所さんの成長は」
 えりなはこうも言った。
「天道さんのお言葉を拝借すると光速ですね」
「そんなに凄いですか」
「このまま成長を続ければ」
 そうした時のことも話した。
「必ず天道さんの様になれます」
「この場合は料理人としてですね」
「そうです、ただ天道さんの個性は」
 えりなは彼のことも考えて話した。
「どちらかというと幸平君に近いですが」
「あとカイト君もですね」
 このことは刀華が言って来た、胸が湯に浮かんでいるのはえりなも同じだ。
「あの子もあの年齢で」
「素晴らしい大器です」
 隆景も真顔で述べた、隣には元春がいる。
「既に大人物です」
「大人になったらどうなるんじゃ」
 その元春も言った。
「天道さんみたいになるんかのう」
「そうかも知れないわね」
「ああ、うちの兄様に負けんな」
「そこまでの人になるかも知れないわね」
「わしもカイトは買っちょる」
 元春は笑って話した。
「きっと物凄い会社の社長さんになるわ」
「そうね、小学生であの器で成長していけば」
「絶対成長するしのう」
「あの世界で屈指の企業のね」
「トップになるのう」
「天道さんの器は確かに凄い」 
 バルクホルンが見てもだった。
「そして幸平やカイトもな」
「あの器の大きさ僕達も見習わないとね」 
 エーリカはこう言った。
「だからバルクホルンも僕が起きなくてもね」
「起こすに決まっているだろう、規律は規律だ」
 バルクホルンはエーリカに厳しい声を返した。
「そして部屋もだ」
「片付けないと駄目?」
「また勲章をなくしたな」
「見付けたよ」
「なくすことが問題だ」
「そうかな」
「そうだ、だから部屋を片付けろ」
 あくまでこう言うのだった。
「ズボンを穿き忘れることもするな」
「この前忘れていて驚いたわよ」
 ルナ=エレガントが言ってきた。
「お尻丸見えだったから」
「その時言われてすぐに穿いたよね」
「というかそんなの忘れないの」
 ルナの顔も親権なものだった。
「びっくりするでしょ」
「驚くことかな」
「驚くわよ、というかあんた達ズボンと下着一緒だから」
 ウィッチーズはそうだからだというのだ。
「本当に気をつけなさいよ」
「ルナの言う通りよ」
 佳乃も真顔で言ってきた。
「本当に気をつけてね、幾ら何でもね」
「ううん、皆厳しいなあ」
「常識を言っているだけだ」
 バルクホルンはこめかみをひくひくさせて告げた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ