第二部 1978年
狙われた天才科学者
一笑千金 その1
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告げる。
クククと自嘲する様な笑い声を上げながら、段々と顔を上げ、
「素人の生娘を欲したり、人妻に横恋慕することなど、この世界を我が手に収めてからでも十分できるではないか。15年の歳月をかけて冥王計画を準備したように、気長に待つ事など造作もないのに……、如何した物かと気弱になっただけよ」
と強がって見せ、美久の方より顔を背ける。
紫煙を燻らせながら、再び黄昏の中を茫然と立ち尽くしていた。
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