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チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
R2話 You【あなた】のためなら
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りとか、活動が妨害されているとか…ステージをどうするかとかね。」
「ちょっと具体的すぎません!?」


歩夢の可愛いツッコミが響く。


ちなみにではあるが……イフトが4階から1階まで吹き抜けをジャンプで着地したのは誰にも知られていない。



????※????





「ここが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会…!」
「???本当に入るの?」


部室とされる扉までやってくる侑と歩夢。だが直前になって歩夢は躊躇ってしまう……色んな理由で。


「あの件は内緒にするんでしょ?だったら部活に入ればバレる危険も高まるんじゃ……」
「うーん???」


ゼロワンドライバーを見つめる侑。

あのマンモスマギアを倒したのち、1日は怪人は現れていない…その間に侑は何度も変身を試し、ゼロワンに変身することができている???が、やはり一人称が僕になるのは癖のように直らない。

それに体の柔軟性をはじめ、素の身体能力が向上しはじめていることも何となく感じている。

いずれ人間離れするかも……巻き込む可能性は高まる。


「でも……やっぱり??完全にトキメいちゃったから!!」
「もう!侑ちゃんたら…!」


結局侑の言うことを受け入れてしまう歩夢???全く誰に似たのか。

さて、心の準備を整えた侑はその扉を開けようとする……が。


「何をしているんですか???普通科2年、高咲侑さん。上原歩夢さん。」
「「!!」」


後ろから掛けられる声に振り向くゆうぽむ。

そこにいたのは、藍色の髪を三つ編みにした眼鏡っ子。規律を重んじている者であるのがひしひしと伝わってくる容貌だ。

それにしても、名乗ってもいない人に覚えられていることに侑は不思議に思う。


「どうして私たちの名前を?」
「生徒会長たる者、全ての生徒の名前と顔を覚えているのは当然のことです。」
「「生徒会長!?」」
「中川菜々と申します。」


驚く2人……も、すぐに全校集会で面識のあると思い出す。菜々と称する彼女は部室へと足を進める。


「この同好会に用ですか?」
「はい!優木せつ菜ちゃんに会いたくって!!」
「……彼女は来ませんよ。」
「「え?」」


彼女の声のトーンが低くなる……彼女はひどく冷徹に見えるその眼差しで、2人を見返す。


「辞めたそうですよ?スクールアイドル。」
「そんな……昨日ライブを??!」
「彼女だけではありません。スクールアイドル同好会は??本日をもって、廃部となりました。」



部室のネームプレート……象徴的なそれは、回収されてしまった。



????※????




「早速あの社長さんに言われたこと
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