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八条学園騒動記
第六百六十七話 攻撃を受けてその六

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「ご安心下さい」
「それは何よりだ、ではな」
「ダメージコントロールにですね」
「あたってくれ」
「わかりました」
 艦長に敬礼をして応えた。
「これより」
「連合軍は実戦訓練はあまりしないがな」
「こうした応急のものとです」
「災害訓練についてはな」
「よくしています」
 そして市民交流と座学をだ、連合軍はそうしたところに多くの時間を割いているのだ。
「ですから」
「それでだな」
「はい」
 まさにというのだ。
「すぐにです」
「修復するな」
「お任せ下さい」
「では頼んだ、そしてだ」
 艦長はさらに話した、見れば総員作業服姿である。連合軍は出港中特に戦闘中はこの服装になるのだ。
「これよりだ」
「戦闘ですね」
「それに入りますね」
「これより」
「そうする」
 砲雷長や砲術長、ミサイル長達に答えた。
「敵マシンに近寄りな」
「そうしますね」
「主砲やミサイルでの攻撃に移りますね」
「そうしますね」
「魚雷も使う」
 この兵器もというのだ。
「副砲もな」
「総ての兵器を使いますね」
 水雷長が応えた。
「そうですね」
「使えるものは全て使う」
「それが戦争ですね」
「そして勝つのがな」 
 まさにというのだ。
「だからな」
「その様にますね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「いいな」
「了解」
 水雷長は敬礼して応えた、連合軍の肘を降りた畳んだうえでのコンパクトな敬礼が実に様になっている。
「それでは攻撃にかかります」
「主砲の一斉射撃を行い」
 そうしてというのだ。
「そこからだ」
「さらにですね」
「攻撃にかかる」
 そうするというのだ。
「これよりな」
「わかりました」
「そうしましょう」
「巨砲の攻撃の後はです」
「それに移りましょう」
「それではな」
 こう話してだった。
 艦長は今度は主砲等の攻撃に移った、艦の側面を機械龍に向けてだった。
 主砲の一斉発射を行った、それから。
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