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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
始まりの章-世界は終わった、しかし物語はここから始まる-
探偵はBARにいる
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だよ。」
「全然帰ってこないからどこいっちゃったのかと思ったの!!あとお腹すいた!!」

なんだお前腹減ったから降りてきたのか?
クマかお前は。

「んだよ飯ならルームサービスか下まで降りて食いに来ればいいじゃんか。」
「まーちゃんの作ったご飯がいいの!!」
「あーはいはいわかったよ。」

まぁ予定の時間よりもかなり遅く帰ってきてしまった俺も悪い。
俺はそのまま厨房へと向かった。

「何食いたい?めんどくせーのはナシで。」
「とんかつ!!ちょっと負けられない戦いがあるから願掛けに!!」

おっとめんどくせーのが来たぞ。
それに負けられない戦いってどうせゲームだろ。
んでもまぁいいや、魔緒の肉が少し余ってるし。刻んだキャベツをちょいと頂戴するか。

「…。」
「まーちゃん、何かいい事あった?」
「なんで?」
「なんかニヤニヤしてるから。」

と、おっきーに指摘され自分が笑っていることに気付く。
まぁ、楽しいんだろうな。
こうして好きなことする毎日が。
探偵として仕事をこなして、料理したりおっきーとなんか色々したりして悠々自適に過ごす。
少なくとも、クッソ薄められたカルピスみてーな昔の毎日よりかは全然楽しいっちゃ楽しい。

「笑ってねーよ。」
「うそだぁ。だって今もニヤニヤしてるもん。」
「してねーっつの!!」
「あ!分かった!!あのマキさんになんかされたんでしょ!?」
「されてねーよ。」
「でも姫の方がおっぱい大きいもん!!まーちゃんのおちんちん挟んであげられるもん!!」
「お前こういうとこでそんなこと叫ぶなよ!まだ残ってる人いるんだぞ!!」
「まーちゃんの好きなコスプレえっちだって出来るもん!!」
「やめろ!!!!!!」

俺の性癖開示すんのやめろまじで。
ほら奥から「探偵さん、コスプレもの好きなんだ…」って聞こえてるから!!

「お前もう部屋戻ってろ!!すぐできっから!!」
「うん。分かった。じゃあご飯食べたらいつものえっちしようね。」
「だからやめろっつってんだろバカ!!あーもう決めた!!もう今夜はガン攻めだわ!!覚悟しろお前!!もう今夜は容赦しねーかんなマジで!!」

まぁ、いいことあってニヤニヤしているのなら、そうなんだろう。
だって、毎日こんな風で楽しいんだしな。


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