第五百五話 温泉も楽しみその九
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「確実に見付かってだ」
「そうしてだな」
「死ぬのだからな」
「そうよ、ポップが覗いてもよ」
マァムも怒った顔で話した。
「許さないから」
「その拳で一撃ですね」
「そうするわ」
立花響にも答えた。
「誰だってね」
「そうですね」
「ええ、ただポップもね」
今話している彼もというのだ。
「しそうでね」
「しないんですね」
「あいつもあれでね」
「意外とそうしたところはですね」
「奥手だからね」
「ポップさんもそうね」
「そうよね」
イリナはゼノヴィアの言葉に頷いた。
「意外とね」
「そうしたことしそうでね」
「しないわね」
「もう絶対にしないのがオールマイトさんだね」
真は笑顔で話した。
「もうそれこそね」
「あの人はしません」
貴音もきっぱりと述べた。
「そんなことは」
「しそうな感じが」
それがとだ、やよいが言った。
「欠片もないわね」
「犬屋敷さんもそうだけれど」
春香は彼も合わせて話した。
「立派な大人の人だから」
「そんなことはね」
「何があってもされないわ」
「そうだよね」
「そうした盤石の信頼感がある人っているよね」
インデックスが見てもだ。
「あと月光もだよね」
「月光覗きなんてしないよ」
美雷が太鼓判を押した。
「そんなことはね」
「そうよね」
インデックスは美雷の言葉に応えた。
「本当に」
「下らないとか言ってね」
そうしてというのだ。
「しないよ」
「そうした人だね、あと当麻だったら」
「あっ、当麻は女湯に放り込まれるどころか」
「もっと酷い目に遭うよ」
「それがいつもだからね」
「まああれだね、タスクだったらここにとんでもない理由で飛び込むな」
ヒルダは笑って話した。
「乗ってるマシンがトラブル起こしたりしてな」
「それ如何にもありそうですね」
葉月もその話を聞いて思った。
「タスクさんなら」
「そうだろ」
「あの人もそうした風になりますから」
「よくね」
「そうですよね」
「けれど確かにオールマイトさんはな」
彼はヒルダが見てもだった、ヒルダもまた彼の素晴らしい心を知っていてそれで敬意を抱いているのだ。
「何があってもそんなことしないな」
「あれだけ立派な人ですから」
「ああした人こそヒーローだな」
「正真正銘の」
「春虎様もそう言っておられます」
こんも真面目に述べた。
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