第六十二話 命の大切さその七
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「どうにも」
「だからよ」
「それを書くといいのね」
「そっちで弁護士さんにもお話できるし」
法律の専門家にもだ。
「お母さんやお父さんに話しにくいことでもね」
「それ私に言ってる?」
「半分ね」
母も否定しなかった。
「そうよ」
「やっぱりそうなの」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「お母さんやお父さんに話せないことでも」
「ネットでなの」
「弁護士さんの無料相談とかいいから」
このサービスも話した。
「だからね」
「そうしたところになのね」
「話をしてね」
そうしてというのだ。
「何とかしえもらえばいいのよ」
「そうしたやり方もあるのね」
「ええ、やり方は色々あるのよ」
「学校が駄目でもなのね」
「というか学校は一番信用出来ないわね」
母は難しい顔で述べた。
「警察署以上にね」
「警察署は署によるから」
「そう、ちゃんと対応してくれる警察署もあるから」
だからだというのだ。
「学校よりはましよ」
「学校はまず駄目なのね」
「いじめへの対応見たらわかるでしょ」
「責任逃ればかりね」
「生徒のことなんて何とも思っていないのよ」
学校側はというのだ。
「口では何かと言ってね」
「その実はなのね」
「そう、何も思ってなくて」
それでというのだ。
「自分のことだけをね」
「思ってるのね」
「そうした場所だから」
それ故にというのだ。
「最初に通報すべきでもね」
「駄目元?」
「そうよ、特に先生が暴力振るったらね」
その場合はというのだ。
「特によ」
「通報しても相手をしてくれないのね」
「責任逃れどころか」
それに収まらずというのだ。
「ブラック企業みたいに脅すこともね」
「してくるのね」
「そうしてくるからね」
だからだというのだ。
「信用しない方がいいわ」
「通報しても」
「警察に通報するのは駄目元で」
最初から期待すべきではないというのだ。
「駄目だったらすぐによ」
「弁護士さんとか団体になの」
「ネットの掲示板とかで告発してもいいから」
そうした手段もあるというのだ。
「マスコミに言ってもいいのよ」
「マスコミにもなの」
「そういうところに敏感なところもあるから」
マスコミも企業でありそれぞれの特色がある、中にはいじめや教師の暴力等学校の問題に敏感な企業も存在しているのだ。
「そうしたところにね」
「お話すればいいのね」
「そうよ、それでね」
「問題を解決するのね」
「暴力に泣き寝入りなんかしないの」
絶対にという言葉だった。
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