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た形なのか、結納金の話が出たので、安心したのか、別に、反対するでもなく、その場は終わった。家に帰ってきた時、お母さんが
「すぐり 本当にあの人でいいのね お母さんも ああまで、言われたら、反対する
理由ないじゃない 式の費用 全部、見てくれるっていうし 結納金まで用意するって言うんだから・・」
やっぱり、この人は、結納金のことが気になっていたみたいなんだ。それに、いちごの学費のことまで、私達が面倒みるってことになったんだから、気が楽になったんだろう。帰り道に「いちご 頑張っているんから お肉買って帰ろうよ」と、珍しく機嫌が良かったみたい。だけど、私は、相変わらず、この人のことを冷たい眼で見ていた。
それと、私は、穣一郎さんのご両親が場合によっては、私の家のことで結婚に反対するかもって、心配していたので、ああいう風に言ってもらえて、感謝していた。
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