死ねない呪いの勇者
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じゃなくても、後々倒されることになるんだろうね」
「ふむ??ならば逆に、そのチカラを魔王の眷属として働かせられれば話は変わるのではないか」
「??どうするつもり?」
「お前の身体を少し??いや、かなり弄らせてもらおう」
「え、そういう趣味???」
「趣味かどうかは置いておくとして、勇者の死なぬ呪いの原理には興味がある??まずは、そうだな??来い、キングスライムよ」
「───プルンプルン、お呼びですかぁ、魔王さまぁ」
「目の前に居る勇者を??悪魔の子を取り込め」
「?!」
「えぇ、いいんですかぁ? 溶解液と同じようなボックの中に取り込むとぉ、溶けちゃいますよぉ」
「構わぬ、やれ」
「はぁーい、魔王さまのご命令とあらばぁ??悪いねぇ勇者くぅん。あれぇ、悪魔の子だっけぇ??まぁいいやぁ、そーれぇ!」
キングスライムはジュイネ目掛けてボヨンと1回高々と飛び上がり、頭から全身すっぽりと透けて見える体内に取り込む。ジュイネはされるがまま、ぎゅっと目を閉じた。
(うぅ、息が出来ない??っ。けどどうせ、死ねないんだ??)
「??溶けたのは見に纏っていたものだけか。生身の身体自体は溶かして無くす事は出来ぬらしい。つまり存在そのものすら消せぬのか」
「魔王さまぁ、ボックで溶かせないなら吐き出してもいいですかぁ??? 何だかぁ、気持ち悪いんですよぉ??」
「そうか??お前にはもう用はない、悪魔の子を吐き出して魔城の警備に戻れ」
「了解ですぅ??げろぉ」
キングスライムからうつ伏せに青いドロドロと共に吐き出されるジュイネ。
「───??けふっ、けふ??っ」
「息を吹き返したか??悪魔の子よ」
「趣味、悪いなぁ魔王様は??。勇者の呪いの解けない悪魔の子の裸を見て楽しい???
ジュイネは恨めしげな上目遣いをする。
「さて、な??」
言いながらジュイネの首筋を片手で掴み上げ、纏うものの無い露わな身体をぶら下げる。
「今っ度は、なに??っ?」
「あの時の、再現をしようか“勇者ジュイネ”よ??!」
「────?!」
魔王ウルノーガはもう一方の手をジュイネの胸元を目掛け貫き、増強させた闇の力を大いに注ぎ込む。
「──────っっ!!!」
声にならない声を上げ、もがき苦しむジュイネの首筋から手を放す魔王だが、胸元からは手を抜かずに空いた方の手に紫色に輝くオーブを出現させる。
「“これ”を、お前の左眼に埋め込むとしよう??。たっぷりと蓄積された、闇の力をな
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