L2話 School Idol【偶像】を守る者
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計なこと言うんじゃねぇ!!」
最後に速人が投下した爆弾に反応した那由多は轟々しい音を立てて立ち上がる……が、立っているのは彼だけ。
速人はすでに座っていた???悪目立ちした那由多。
先生は言う。
「中川君?どうしました?w」
「あ、いや……これは??って、笑ってんじゃぇ!!」
『www』
那由多の犠牲のおかげで……クラスが一気に和やかになる???恐るべきかな、これは速人の目論見通りなのだ。
彼の先見性はもはや超能力の域に達していると言わざるを得ない……彼の言うことはあながち、嘘では無いのかもしれない。
もし彼を超えるならば???それは才能を与えた、神だけなのかもしれない。
????※????
キーンコーンカーンコーン
「おいかのん!マジで速人を……って、どわっ!!」
「っ!!!!」
フィジカル最強の那由多を吹き飛ばして教室外へと出るかのん。そしてそれを追うように……
「スバラシイコエノヒトー!」
「おおおわぁぁぁ!!!」
可可の猪突猛進に、またしても吹き飛ばされ……先ほどより酷く突き飛ばされた那由多は、可可に突進される形で教室外に共にに出てしまう。
しかし可可は肝心のかのんを見失ってしまう。
「アレ…アレ……?」
「????」
「全く……無様だな。」
流石の打たれ強い那由多でも気絶してしまう??そこに、犬猿の相棒 速人がやってくる。そしてそのまま罵詈を1つ。
那由多に気づかなかった可可も、速人が来たことには気づく。
「あ、ハヤトさん!ちょうどいいところに…!」
「えっと…可可か。どうした?」
「かのんさんの行き先に心当たりアリませんか!?」
「そうだなぁ……1階のクラブ勧誘ポスターの辺りにいると思うぞ。」
「ありがとうゴザイマス!では行ってきマース!!」
速人の助言をすぐに受け入れた可可はすぐさま言う通りに、1階へと降りていく……
「???どういうつもりだ?」
「何だ、今度こそ死んだと思ったんだが……しぶとい奴だな。」
「俺の生命力はゴキブリ並みって師匠が??って、誰がゴキブリだゴラァ!!」
「お前が言ったんだろうが。」
ゴキブリのようにしぶとい野人 中川那由多に尋ねられる速人……彼は真剣な眼差しに戻り、その意図を話し始める。
「かのんには何としても歌を続けてもらう。アイツの憂鬱な顔はもうたくさんだ。」
「それとあの可可ってやつと何の関係が……」
「中庭見てみろ。」
速人の言う通りに、那由多は2階の窓から中庭を覗く。部活勧誘で騒がしい中庭で、特に騒がしい少女が1人……それまた騒がしい標識を持って。
「スクールアイ
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