恥ずかしき呪いの勇者
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た事があった??我ながら恥ずかしい!」
「(あー、それ分かるかも)」
「ハッ、ついムフフな事が頭をよぎってしまった??何と恥ずかしいッ」
「(戦闘中にそれはどうなんだろ??って、僕も時々ぱふぱふ思い出しちゃうけど)」
「こ、こっちを見るんじゃない??!?」
「(超恥ずかしい呪いで悶えてるグレイグを見てたら僕もまた恥ずかしくなってきた??顔が熱い??真っ赤になっちゃったかも、恥ずかしいっ)」
「二人一緒に恥ずかしがっていては魔物に一方的にやられてしまうではないか??! グハッ」
「仕方ないじゃないか、これが僕の仲間の間で伝染してる超恥ずかしい呪いなんだもの! ??いたっ」
「ゼェ、ゼェ??なんと厄介な??顔が熱くてしょうがないな??」
「他のみんなの超恥ずかしい呪いが懐かしくなってきちゃったな??。セーニャは夢の中で僕にウインクされたらしくて、ベロニカは占いで僕との相性が良かったとか、マルティナは僕がカッコよく見えたとかでよく恥ずかしがってたよ??」
「お前それは自慢か??」
「シルビアはヒゲの剃り残しを気にしちゃったり、ロウじいちゃんはこの歳になって恥ずかしいことなどないって言ってたのに色々恥ずかしがってたし、カミュなんか僕のパンツを──あー! 恥ずかしくて言えないっ」
「仲間が揃ってからの方が厄介らしいな??。くッ、愛馬のリタリフォンが恋しくなってきて涙が出そうだ、恥ずかしい??」
「??どうしようグレイグ、僕ちょっとちびっちゃったかも」
「????。さっさと戦闘を終わらせて超恥ずかしい呪いを落ち着かせるとしよう」
「ごめん僕の場合戦闘終わっても恥ずかしい呪いは続くから───いやー! こっち見ないで!!」
「(とんだ恥ずかしい勇者の盾になってしまったものだ??)」
end
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