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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十八話 断罪王Σと就活美少女マキネ。職場でえこひいきをするやつは毎朝中身が白飯のみの弁当を作って昼食時に便所で食べろ!
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がついたら一番大事なものを失っていた」
「それって、アカリちゃんのことかい?」
「うん、面接に受からない私のこと励ましてくれてたのに、私、自分のことが情けなくなっちゃって、それであんなひどいこと言っちゃたのよね」
「仲直りしないのかい?」
「メールしたわ、何度も、でも返事は全く返ってこない、私の就職活動みたい」
「じゃあ、就活がなかったら、マキネちゃんは大切な親友を失うことはなかったのかもね!」
「そうかもね、でも就職しないと、ご飯食べられない、生きていけない、おじさん、私はどうすればいいのかな」
「じゃあ、僕がマキネちゃんをたべてあげようか、そうすればマキネちゃんは楽になれるよ」
「いいかもね、それ」
「シンゴォォォォォォォォーッ!」
僕の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆う。
断罪王Σに変神した僕は両手でマキネちゃんの顔を抑える。
そして、口を開いて、食べようとしたときだった。
「マキネ!」
私服姿のアカリちゃんが僕の腰にしがみついてくる
「マキネ!早く逃げて!」
「アカリどうして...!」
「早く逃げて!」
「アカリ!私、アカリにひどいこと言っちゃった!ごめ...」
その先は絶対に言わせない。
僕はアカリちゃんの頭にかぶりつく。
「アカリィィィッ!」
僕はアカリちゃんの全身を口の中に入れて咀嚼する。
「アカリちゃん、何しに来たんだろうね?」
「そんなの決まってるでしょ!私と仲直りしに来たに決まってるでしょ!」
「でも、アカリちゃん、早く逃げてとしか言ってなかったよ、本当に仲直りしに来たのかな?」
「それ、どういうこと?」
「だから、この公園に来たのはマキネちゃんと絶交するためなんじゃないかってことさ」
「ふざけたこと言わないで!だったら、どうして私に逃げろって言ったのよ!」
「でも、アカリちゃん、もう僕が食べちゃったからさ、真実を確かめる方法は一つもないんだよね〜残念でした〜!」
「私...アカリにちゃんと誤れなかった...」
「そうだよ、よく考えてごらん、マキネちゃんに一方的に酷いこと言われたアカリちゃんの方からマキネちゃんに謝りに来ると思うかい?」
「そ、それは...」
「アカリちゃんがマキネちゃんを僕から助けようとしたのはちゃんと絶交することを口で伝えたかったんだよ」
「わ、私はどうすれば、アカリと仲直りできるの?」
「あ、僕、いいこと思いついちゃった!」
「なに!教えて!」
「こうすれば、マキネちゃんは天国でアカリちゃんに謝れるよ」
公園に肉と骨を噛み砕く咀嚼音が鳴り響く。
「マキネちゃん、天国でアカリちゃんとちゃんと仲直りできたかな〜」
マキネちゃんを食べ終えた僕は公園を出た。

次回予告 断罪王Σと人助け美少女ナツミ。職場で自分のミスを他人
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