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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十五話 断罪王Σと復讐美少女ツクネ。楽しそうに人の悪口ばかり言っているくせに、自分の悪口を言われると馬鹿みたいに騒ぎ出すやつは、見ず知らずの人間にすれ違いざまに耳元で意味不明な呪文を唱えられろ!
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えていく。
「ヒロキ...!」
恐らく先ほど断罪虫に食べられた男の子の名前だろう。
ヒロキを食べた断罪虫はヒロキそっくりの姿になる。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
「なにが起こっているんだ?ヒロキが虫に食われたと思ったら、今度はヒロキを食った虫がヒロキになってしまった」
「ママ、だっこして」
ヒロキの姿をした断罪虫がヒロキの母親にハグを要求する。
「いやあぁぁぁぁッ!あんたはヒロキじゃないわ!あっちに行って!」
「ママ、だっこして」
「おじさん、コレどうなってるの?」
ツクネが僕に疑問を口にする。
「断罪虫が理不尽な死から自分の身を守るために急激に成長したんだ」
「ママ、だっこして」
「いやぁぁッ!来ないでぇぇッ!うぐああああああッ!」
ヒロキの母親を無理やりハグしたヒロキの姿をした断罪虫の口から無数の触手が飛び出してヒロキの母親の口と鼻と耳の穴に侵入する。
「ママ、だっこして」
ヒロキの母親の体がヒロキそっくりに変化する。
「ママ、だっこして」
ヒロキの顔をしたヒロキの母親がツクネちゃんの父親にハグを要求する。
「死んだはずのヒロキがまた増えた!それに俺はママじゃない!」
「お父さん、とにかく、ここから逃げよう!」
ツクネちゃんが父親の手を取って走り出す。
僕も笑うのを我慢しながらツクネちゃんとツクネちゃんのお父さんの後を追う。
「まさかね、ツクネちゃんにあげたあの卵がこんなことになるなんてね」
「おじさんはこうなることがわかってて、わたしにあの卵をくれたの?」
「なんだと!貴様がツクネにあの気味の悪い卵を渡したのか!」
「僕はただツクネちゃんの護身用にあの卵を渡しただけなんだ」
「うそをつくな!」
ツクネちゃんのお父さんが僕の胸倉をつかんでくる。
「うそじゃありませんよ、大体あなたが浮気せずにずっとツクネちゃんの傍にいてくれれば、僕が深夜の公園でツクネちゃんと出会うこともなかったんだ」
「ひ、人のせいにするな!」
「そ、そうよ!お、お父さんが私とお母さんを裏切らなければ、お母さんを亡くして落ち込んだ私が深夜の公園に行くこともなかった。仮に行こうとしても、お父さんがそばにいれば深夜の外出を引き留めてくれた!」
「おい、お前ら、わけわかんねぇこと言ってんじゃねぇ!」
「全部、ツクネちゃんとツクネちゃんのお父さんが悪い」
「おじさんの言う通りよ、全部お父さんが悪いのよ!」
「お前らになにがわかるんだよ!いいか?女なんて生き物はなぁ!結婚する前とした後じゃ、ほとんど別の生き物なんだよ!ツクネの母親はツクネが産まれてから、俺と一度もセッ●スしてくれなかった!何回誘ってもテレビが見たいと言って、外で嫁やツクネの生活費を稼いでいる俺を慰めてくれなかった!ツクネの母親は俺の収入で楽するために俺に近
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