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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十二話 断罪王Σと婚活美少女アヤカ。相手に尽くせば、尽くした分だけ相手から見返りが必ず返ってくることが当然だと思ってる女は俺とラップバトルを繰り広げながらジャズセッションしろ!
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は君みたいな普通の人間と一緒にすんじゃねぇよ!僕は人類を超越した生命体、断罪王Σなんだよ」
「じゃ、じゃあ、私のせいでこんなことに...」
「そうだね、アヤカちゃんが自分の価値観で僕という人間の価値を決めつけ、哀れみ、同情するから僕は自分の名誉のために断罪王Σに変神して人を食べるしかなかった」
「じゃあ、殺すなら私だけにしてください!関係ない人たちは会場から出してあげてください」
「だめだ、連帯責任だ。どうせ、ここにいるやつらはみんな白のランニングシャツに半ズボンで婚活パーティーに出席した僕を内心嘲笑っていたはずだ!だから、ここにいるやつらは全員きょうここで僕の栄養になってもらう」
婚活パーティーの参加者たちの悲痛に満ちた言葉と互いに争いあう声が会場を満たす。
「いやだぁッ!死にたくねぇよぉ!」
「こんなのあんまりよ!」
「ねぇ、どうして外の人たちは助けてくれないの?」
「俺、さっき携帯で警察に電話したけど」
「私も結構前に警察に電話したわ」
「なら、なんで警察はこないんだ?」
「そんなの私に聞かないでよ」
「婚活パーティーに白のランニングシャツ着て出席するやつを内心、馬鹿にしていったい何が悪いんだよ!」
「そうよ、自分がモテないからってみんなに八つ当たりして、最低よ!」
死の恐怖を前に少し前まで、結婚という明るい未来を夢見て婚活パーティーに参加した人々の心が、どんどん壊れていく光景はとても見ごたえがあって面白い。
僕の心が満たされていく。
自らの死を覚悟した婚活パーティーの参加者たちは床に散らばった皿やフォーク、ナイフなどの食器を手に持つと僕に向かって投げてくる。
「どうせ俺達に助かる道はないんだ!なら、もう何も恐れることはない!」
「そうよ!どうせ殺されるなら、怖いものなしよ!」
「そうだ!俺達がお前の卑怯な脅しに屈するとおもったら大間違いだぁ!」
婚活パーティーの参加者たちが命がけで投げてきた食器や物が僕の鋼鉄の皮膚に直撃する。
しかし、断罪王Σである僕の皮膚感覚はそれを痛みとして認識することはなかった。
婚活パーティーの参加者たちは僕になんのダメージも与えられなかったことを知りながらも、目から涙を流して色々な物を投げてくる。
「僕はただお前たちが気に喰わなかっただけだ!どいつもこいつも異性と喋って幸せそうな顔しやがってよぉッ!いいか?勘違いしてんじゃねぇぞぉ?おめぇらは被害者じゃねぇッ!おめぇらの幸せそうな顔が僕を怒らせ、悲しませた!つまり加害者はおめぇらで被害者はこの僕だァッ!だから加害者のおめぇらが被害者の僕になにされても、僕に文句を言う資格はねぇんだよぉ!」
僕は怒りの言葉を発すると同時に全身から鋼鉄のトゲを生やし、それを全方位に伸ばす。鋼鉄のトゲが婚活パーティーの参加者達の肉体に突き刺さる。
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