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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十一話 断罪王Σと美少女飼育員アカネ。動物園の飼育員たちはなぜ動物が好きなのに動物を檻に閉じ込めて自由を奪うことに対して見て見ぬふりをするのだろうか?
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」
僕はアカネちゃんの鼻を手でつまんでねじる。
「入園料も払わずに不法入園した僕に気づけなかった時点で全部、あんた達の責任なんだよ!あんた達が僕の不法入園に気づいていれば、動物たちは客を殺して脱走しなかったかもしれない!そうだろ?」
「お願い!鼻ねじるのやめて!」
「なら、認めろ!今日動物園で起きたことは全部、アカネちゃんと動物園のスタッフのせいだって!認めたら手を離してやるよ!」
「嫌ッ!絶対認めない!だって絶対に私たちは悪くないもん!」
「なら、鼻から手は離さないぞ!鼻が潰れても知らないぞ!」
「勝手にしなさいよぉ!あ、あんたなんかに絶対負けないんだから!」
アカネちゃんが涙を流しながら僕に宣戦布告をしてくる。
僕はアカネちゃんの鼻から手を離す。
「泣いてるアカネちゃんが可愛いから、とりあえず鼻は潰さないでいてやるよ」
「なによ!私を哀れんでいるわけ?」
「ああ、そうさ、だからお礼に僕を飼育してくれよ!」
「だから、具体的にどう飼育すればいいのかわかんないのよ!」
「僕もそんなのわからないよ、ククク...」
「あんた、なに笑ってんのよ!あんた楽しんでいるんでしょ?私に飼育しろとか、自分でも意味のわからない無茶振りを私にして、それに苦悩する私を見て楽しんでるんでしょ?それで、また私に飼育しろって無茶振りするんでしょ?あんた人を馬鹿にするのもいい加減にしなさいよ!」
「ハハハ、よく気づいたね。そうだよ人間を超越した存在である僕はただ楽しみたいだけさ、君たち人間が動物たちを見下し蔑み、笑いものにするのと同じようにね」
「馬鹿にするんじゃないわよ」
「この動物園から脱走した動物たちもみんな同じことを思っているはずだ」
「だったら、とっとと私を殺しなさいよ」
「え?」
「よくわかんないけど、あんたの言う通り警察は来ない、力でもあんたに勝てるわけがない、このままあんたのおもちゃにされるぐらいだったら今すぐあんたに殺されたほうがマシよ!」
「だめだ!アカネちゃん、僕を飼育してよ!」
「もう、やめてそれ!どうせ、正解なんてないんでしょ?これ以上私の心を滅茶苦茶にしないで!」
「アカネちゃん、僕を飼育してよ」
「お願い!もう、それ嫌ッ!」
「アカネちゃん、僕を飼育してよ」
「うるさい!」
「アカネちゃん、僕を飼育してよ」
「うあああああああッ!」
アカネちゃんが足元に落ちていた大きな石を両手に持って僕に襲いかかってくる。
僕の鋼鉄の腹部にアカネちゃんが手に持った大きな石が直撃して砕け散る。
「アカネちゃん、僕を飼育してよ」
「ち、ちくしょうォッ!」
「アカネちゃん、僕を飼育してよ」
「うあああああああああああああッ!」
急に叫びだしたアカネちゃんは足元に落ちていた大きな石を両手に持つと自分の頭に思いっ
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