時の渦に呑まれし者:前編
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ォンや、お前の故郷ユグノアが魔道士ウルノーガに滅ぼされ、その魔道士は今度はデルカダール王に取り憑き探している勇者の力を介して命の大樹の魂の力を奪おうとしているというのか?」
「さすが、ホメロス??話が早くて、助かるな??。グレイグのことを、思うなら??二人で協力して、ウルノーガを討つ手立てを考えてくれない、かな??。僕はもう、この世界には存在出来ないから??」
ジュイネの身体が、不意に薄まってゆく。
「??───」
「お、おいジュイネ、消えるな??!?」
「いいんだよ、これで??。ねぇホメロス、ウルノーガの闇の力なんかに負けないでよ。グレイグと??もっとちゃんと腹を割って話して。ずっと友として??双頭の鷲として、デルカダール王国を守って行ってよ??。そこにはきっと、生きているマルティナ姫も居てくれるから??」
「????! お前、は───」
「グレイグの、こと??頼むね、ホメロス??」
「??言われる、までもない」
「ジュイネ??ッ」
「そんな、悲しそうな顔しないでグレイグ??。大丈夫、僕らはきっと、別の形で逢えるから??だから、またいつか─────」
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