悲劇と悪夢と
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ルティナを苦しめていた元凶なんだ。バクーモスを倒して、アーウィン王の魂を解放しよう!」
皆力を合わせバクーモスを倒すと、骸に縛られていたアーウィン王の魂は解放され、ほんの一時親子として対面した後、エレノア王妃の魂がジュイネに慈愛に満ちた声で語り掛け、別れの言葉を述べるとアーウィン王の魂と共に天に召されて行った。
「あ??ジュイネ、貴方の左手の甲の紋章に光が宿っているわ??!」
マルティナの言葉で左手の甲を見ると、一時は力を失い消えかけていた紋章に光が宿り、ジュイネは勇者としての力が身体の内側から湧き出るのを感じた。
「きっと??アーウィン様とエレノア様が、ジュイネの勇者の力を取り戻してくれたのよ」
左手に愛おしげに手を添え、親指で紋章をなぞるように触れるマルティナ。
「うん??取り戻したこの力で、誕生させてしまった魔王を必ず倒す。壊してしまった世界に、僕は償うよ」
end
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