男装の勇者
第八話:過去と未来の行く末に
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に助けられたわけだし??ありがとね、ジュイネ」
ジュイネ
「そんな??僕にとってはみんなが居てくれたからここまで来れたんだよ。ありがとう、ほんとに??ベロニカ」
ベロニカ
「何て言うかまぁ、お互い様って事かしら? ??あとは何でか知らないけど勝手に復活した邪神を倒すだけね。黒い太陽に引きこもってるヤツなんて、こっちから倒しに行ってやりましょっ」
マルティナ
「そうね??腕が鳴るわ。ジュイネだけじゃなく神の民の里では、私達もチカラを目覚めさせてもらったし。それにいつの間にか知らない技も覚えて??早く披露したいものだわ」
ジュイネ
「(デビルモードのことかな??それは、忘れたままでもよかったのに)」
セーニャ
「そういえば私、お姉様が扱う呪文を覚えていた気がするのですが??すっかり忘れてしまいましたわ」
ベロニカ
「は? 何言ってるのよセーニャ。あたしがあんたみたいな回復呪文使えないように、あんたがあたしみたいに攻撃呪文使えるわけないでしょ! 呪文には人それぞれ得手不得手があるのよ、夢でも見たんじゃないのっ?」
セーニャ
「そうですよね、私なんかがお姉様の攻撃呪文を覚えられるはずないですもの??」
ジュイネ
「????」
ベロニカ
「打たせ湯の方に行ってるシルビアさんとロウおじいちゃんはともかく、あの二人??カミュとグレイグ、あたし達から距離置いて露天風呂の隅っこで大人しくしてるのもつまらないわね。ちょっかい出してやろうかしらっ」
ジュイネ
「な、何をするつもりベロニカ。まさか───」
大人ベロニカ
「ねぇカミュ〜、グレイグ〜??あたしぃ、のぼせちゃったみたいなんだけどぉ〜」
カミュ
「のわッ?! ベロニカお前??露天風呂に大人の姿に戻れる紅いペンダント持ち込んでんじゃねーよ!?」
グレイグ
「はッ、はしたないポーズをとるんじゃない?! こっちはわざわざ目を逸らしていたというのに見せに来るとは不覚だ??ッ」
大人ベロニカ
「あははっ! なに狼狽えてるのよ、二人してかわいいわねー!」
ジュイネ
「ベロニカ、二人を困らせちゃダメだよ??」
大人ベロニカ
「何ならもっと困らせてやるわよ。??ほらジュイネ、あんたもセクシーポーズの一つでも二人の前でしてみなさいっ!」
ジュイネ
「えっ、え?! 僕??っ」
カミュ
「????」
グレイグ
「????」
ジュイネ
「ぱ???ぱふ、ぱ」
大人ベロニカ
「脱いでると意外と大きいのは分かるけどそれはやらなくていいから!!」
ベロニカが後ろから両肩を掴んで勢いよく引き寄せた拍子に何故か身体に巻き付けていたジュイネの白いタオルが、はらりとほどけ落ちる。
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