男装の勇者
第七話:仲間と共に歩む道
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!」
ジュイネ
「(どうしてそうなるの??)」
シルビア
「王子ちゃんったら、ちょっと見ない間に頼もしくなったわね〜! 落下して来てる勇者の星を調査するっていっても、どうするつもりなのん?」
ファーリス
「それがさーシルビアさん、勇者の星に文字みたいなのが浮かび上がってるみたいなんだよ。なるだけ近づいて解読出来ればいいんだけどさー」
ロウ
「なぬ、勇者の星に文字じゃと? 解読ならわしに任せてみてくれんか。これまであらゆる書物を読み解いてきたからのう」
ファーリス
「じいさんそれ本当かい? なら頼もうかなー!」
グレイグ
「ファーリス王子??ロウ様をじいさん呼ばわりは如何なものか。ロウ様はユグノア王家の───」
ロウ
「良いのじゃグレイグ。??ではもっと近づいて見る為に、勇者の星が落下して来ているバクラバ石群の真下まで行ってみるとしようかの」
ジュイネ
「(???? 僕にしか見えない小さな白いぽよぽよな生き物なら所々で見かけるけど、大きさはほぼ同じで色の違うあの真っ黒い生き物は??何だろう。石群の真ん中に居る)」
ファーリス
「おー、こうして仰向けに寝っ転がって上を見てみるとすっごい迫力だなー??。確かに文字みたいに見えるけど、ボクじゃ何て書いてあるかさっぱりだ??。なぁジュイネさん、ボクの隣に来て一緒に見ないかい?」
ジュイネ
「ぇ、遠慮しておくよ」
ロウ
「さて、単眼望遠鏡でじっくり見てみるかの??」
グレイグ
「ロウ様、余りじっくり見ている余裕はないのでは??。本当に勇者の星が落ちて来ては一溜まりもありませんぞ」
黒い生き物
『─────』
ジュイネ
「(ぁ??黒い生き物が、僕の方を向いた???)」
黒い生き物
『ワレガ、見エテイルノカ』
ジュイネ
「う、うん??見えてる、けど(何だろう、不思議な言葉遣いなのに言ってることが何となく分かる)」
黒い生き物
『ソウカ??ナラバオマエガ』
ジュイネ
「?????」
ファーリス
「ジュイネさーん、どこ見てるんだよー。仰向けに寝ながら一緒に真下から勇者の星を眺めようじゃないかー!」
ジュイネ
「いや、だからそれは遠慮しておくって───(! 黒い生き物が長い触手を勇者の星に伸ばして、何か呼び起こそうとしてる???)」
セーニャ
「あぁ、見て下さい! 勇者の星が急に速度を上げて落下して来てますわ??!?」
マルティナ
「まずいわね??みんな急いでここから離れましょう!」
カミュ
「マジかよ、さっきまで落下はまだゆっくりだったってのに??!」
シルビア
「これ以上みんなが笑えなくなるなんてアタシいやよ??!?」
グレ
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