男装の勇者
第六話:仲間を探し求めて
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。暫くは眠ったままだろうけど、いずれきっと目を覚ますよ」
カミュ
「ジュイネ??本当に、お前にも悪い事をした??。記憶は取り戻せたが、こんなオレが仲間に居る必要ねぇな。贖罪は果たされたのかもしんねぇけど、ある意味新たな贖罪を生んじまった」
ジュイネ
「じゃあそれを、僕達と魔王を倒す為の贖罪にしてよ。君のチカラが、まだ僕には必要だよ」
カミュ
「ジュイネ、お前───」
グレイグ
「しかしここでキラゴルドはジュイネに何を??」
ジュイネ
「黄金の勇者像が欲しいらしくてここに連れてこられたけど、何度試しても黄金化出来ない内にグレイグ達が助けに来てくれて、実際何もされてないから心配要らないよ」
グレイグ
「本当か??? それならば、良いのだが」
ジュイネ
「さぁ、黄金城から出てクレイモラン王国に黄金病の元は断ったって伝え、よう??」
グレイグ
「お、おいジュイネ??!?」
前のめりに倒れる所抱き支えるグレイグ。
ジュイネ
「あ、大丈夫??キラゴルドをマヤちゃんに戻すのに、かなり紋章のチカラを使っただけ、だから───」
言いながら深い眠りに陥るジュイネ。
グレイグ
「全く??相変わらず無理をする。??カミュよ、本当にジュイネは何もされていないのだろうな?」
横抱きしつつ問うグレイグ。
カミュ
「してない??オレは記憶を失ってた上にキラゴルドと化してた妹の言う事を聞いてただけだからな??」
グレイグ
「??ならばこれ以上、問い詰めるのはやめにしよう」
グレイグは何か察しつつもジュイネを連れ先へ行く。
カミュ
「(覚えてる??ジュイネに何をしちまったか。だがそんな事他のやつらには口が裂けても言えねぇ??。それに、ジュイネがまだ仲間としてオレを必要としてくれるなら??オレはそれに従うまでだ。本当にすまねぇ??ジュイネ)」
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