男装の勇者
第五話:奪われしチカラ
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ると思うのか?」
ジュイネ
「????」
グレイグ
「俺とてそうだ、そのような事など気にはしない。これまで仲間として行動を共にしていなかった俺だが、それでも判る??お前達のかけがえのない絆を。───仲間を信じろ。勇者以前に、お前自身の為に応えてくれるだろう」
ジュイネ
「グレイグ、も??勇者としてじゃない僕のために、応えてくれるの?」
グレイグ
「無論だ」
ジュイネ
「────っ」
ジュイネはグレイグの首元に思わず抱きつく。
ジュイネ
「一人は??独りは、やっぱり怖いんだ??。僕には、あなたが必要だよ。グレイグ??お願い、僕と一緒に来て。僕の、仲間になって??傍に、いて」
グレイグ
「言われずともそうするさ??俺にとっても、お前が必要だ。───俺のこの命、ジュイネに預けお前をすぐ傍で護る盾であり続ける事を、ここに誓おう」
ジュイネ
「うん??っ。ありがとう、グレイグ??」
二人は互いに強く抱き合ったまま、疲労と怪我のせいもあって意識が途切れた。
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