男装の勇者
第四話:王女と王子と騎士と
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イグの回復は必要ないだろ。ジュイネを追いかけ回してるってのに」
マルティナ
「カミュ、グレイグにとっては本意じゃないのよ。??ロウ様、グレイグをお願いします」
ロウ
「うむ。───??むぅ、どうやら回復呪文では身体の冷え切った二人を回復出来ぬようじゃのう」
セーニャ
「そのようですわ??、回復呪文では補えない面もありますものね??」
ベロニカ
「ならほら、ここまで来る時小屋を見掛けたでしょ? そこで二人を休ませましょ!」
マルティナ
「(??あら? 魔女が落として行ったペンダントってグレイグの───)」
ミルレアンの森の入り口付近にあった小屋にて、暖炉とベッドは完備されているがベッドは一つしかない為、ジュイネをベッドに寝かせグレイグは暖炉近くの床に寝かせる事になった。
グレイグ
「───ぬ???」
マルティナ
「あら、目が覚めたかしらグレイグ」
グレイグ
「マルティナ、姫様???」
マルティナ
「以前のユグノア地方での状況と似ているわね。あの時は水に濡れたけど、今回は氷漬けときたものね。貴方とジュイネは何がしか縁があるのかしら」
グレイグ
「ジュイ、ネ??そうだ、ジュイネはッ」
マルティナ
「貴方は熱を出さずに済んだみたいだけど、ジュイネは今高熱を出してベッドで寝込んでいてね??みんなで看病している所よ」
グレイグ
「なんと??あの魔女は何故だか俺を狙っていたというのに、ジュイネを氷漬けに巻き込んでしまった??」
マルティナ
「このペンダント??貴方のよね。魔女が去った後に落ちていたの」
グレイグ
「えぇ、そうです??(あの魔女の差金は、やはり)」
マルティナ
「貴方がミルレアンの森に居たのは、ジュイネを追って来たからかしら」
グレイグ
「いえ??クレイモラン女王から魔獣退治の要請があり、遠征部隊として派遣された所で偶々、仲間とはぐれたらしいジュイネと再会して??魔獣は共に倒したのですが、魔女に不意打ちを喰らいこの様です」
マルティナ
「そうだったのね??。私達はある物を求めてクレイモランに来たのだけどそれ所じゃなさそうだったから、シャール女王に協力してたのだけどね」
グレイグ
「????」
マルティナ
「ある物が何か、聴かないの?」
グレイグ
「私にその資格はありません。??私はもうこの小屋を出て行きます」
マルティナ
「もう少し休んだらどう? まだふらついてるわよ」
グレイグ
「部下達と合流し??私は私で確かめねばならない事があるので」
マルティナ
「そう??」
グレイグ
「ジュイネが回復したら、氷漬けに巻き込んでしまって済まなかったと伝えておいて下
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