男装の勇者
第三話:仮面武闘会
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たんだけど」
カミュ
「オレのペアはミスター・ハンとかいう格闘家だが??まぁ美人と組みたかったお前の気持ちも分かるぜ」
ベロニカ
「二人してなーに言ってるんだが??そんな事言ってると痛い目見るわよっ」
セーニャ
「シルビア様は、女性から人気の高いマスク・ザ・ハンサム様とペアになられたんですよね!」
シルビア
「そうなのよ〜、マスクしてないとシャイな子みたいだけど早速親睦を深めに行こうと思ってるのよねぇ〜!」
カミュ
「お互い準決勝まで行けたら正々堂々勝負しようぜッ」
シルビア
「フフン、アタシもサプライズで闘える事を楽しみにしてるわん!」
ジュイネ
「うん、勿論だよ。??あ、そういえばハンフリーさんと約束があったんだ。ちょっと街の下層の教会まで行ってくるね、そこがハンフリーさんの運営してる孤児院だそうだから」
カミュ
「そうか、まぁ孤児院運営してるような人物なら問題ないだろ。けどあんま遅くなるなよ?」
ベロニカ
「??あんたはジュイネの親か何かなわけっ?」
ハンフリーの待つ教会の孤児院へ。
ハンフリー
「あぁ、来てくれたかジュイネ」
ジュイネ
「(教会の中に、子供達がいっぱい??)」
子供
「ねーねーハンフリーお兄ちゃん、この人だぁれ?」
ハンフリー
「この人はな、今度の武闘会で俺と組む事になったジュイネさんだ」
子供
「そうなんだぁ。??お兄ちゃんなの? お姉ちゃんなの??」
ジュイネ
「(そこ、気になるんだ??)」
ハンフリー
「ほら、お客さんを困らせちゃいけないぞ。俺はこの人と話があるから、みんなは好きに遊んでろよ」
子供達
「はーい!」
教会の地下にある庭に連れられ背もたれの無い連なったベンチに向かい合って座る。
ハンフリー
「??俺も孤児院で育った恩があるから、賞金稼ぎをして孤児達の世話をしててな」
ジュイネ
「そうなんですね??」
ハンフリー
「だから今大会も、負ける訳にはいかない。そこで聞いておきたい事がある??お前は男子か女子、どちらなんだ? 子供達と同じ問いで悪いな」
ジュイネ
「???。ハンフリーさんからしたら、どっちに見えます?」
ハンフリー
「外見上、判別が付きにくいんだが??どちらかというと、男装しているように見えなくもないな」
ジュイネ
「????」
ハンフリー
「すまん??何か事情があるようだが俺の闘い方も違ってくるんでな、はっきりさせてほしいんだ」
ジュイネ
「僕が男か女かで、あなたの闘い方が違うんですか???」
ハンフリー
「あぁ、まぁ??女子なら体力面の心配もあるし、出来るだけ守ってやるべきだろう?
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