暁 〜小説投稿サイト〜
チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
L1章 繋ぐStars 集めるColors
L1話 Star【明星】を見定める者
[8/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いて話を聞いてやれ、かのん。」


怯えと絶望感が顔に現れるかのん……なんか、ドSホイホイっぽい絵面だが気にしない。







さて….




冗談は???終わりだ。












ドカァァァァン!!!





「「「「!?!?!?」」」」
「危ねぇ!」



突如道路の真ん中で起こった爆発……そこにいる4人が唖然とする中で、野生の勘を発揮させた那由多が1番離れていた可可を守る???

その代償を払ってしまう。


「ぐぐぐ……」
「大丈夫デスか!?」
「あぁ…肩だ???」


少しばかり不覚を取った速人…それに続いて、かのんと千砂都も心配にやってくる。

かのんは突如起こった出来事に困惑を隠せない。


「何?どういうこと!?」
「ガラスの破片だ…高速で刺さったからその分ダメージもデカいが??肩にズラしたのが幸いだな。」


速人は手持ちのタオルを那由多の鳩尾あたりに落とす。それを取った千砂都はガラスの刃を抜かず、そのままタオルで手当てする???

速人は…3人を守るため、前に出る。

爆煙から姿を現す???雪男のような容貌のバケモノ。


「何アレ……」
「ハワワワ...妖怪(Y?ogu?i)!?」


イエティメギド??一部の界隈ではこう呼ぶらしい。


そのイエティメギドは逃げ惑う人々に冷気を浴びせ、見るも無惨な氷塊へと変貌させ……破壊していく。



無惨すぎる……こうも人間はあっさりと死ぬモノなのか。


本当に???虚しい。




速人は破壊行為によって転がっていた鉄棒を拾い、その雪男を成敗しようと向かう???が、かのんはそれを許さず、彼の制服の裾を引っ張った。


「離せかのん。」
「何言ってんの!?いくら速人君でも…あんなの絶対無理だよ!!」
「でもここでアイツを逃したら、みんな死んじまう!だから……止めるんだよ!!」


かのんの手を振り払い、進み始める速人??が。

ギュッー!




かのんの体は速人の背にくっついて離れない。



「バカ……ばーか!!カッコつけんな…!」
「カッコじゃねぇよ??俺は」
「うるさい!何で私から離れるの…!?ここで速人君が死んじゃったら…私、誰に守って貰えばいいの……!?」
「????」
「約束したじゃん……速人君のバカ!」


約束……その言葉を聞いても顔色一つ変えない速人???だからこそなのかもしれない。

速人はカノンの手を振り解いた???が、ここで異変が起きる。


カチャ



「何これ……?」


速人のポケットに入っていた何か…
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ