L1章 繋ぐStars 集めるColors
L1話 Star【明星】を見定める者
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光るスポットライト……
そんな中で少女は中央に立つ???独唱しろと。
ダメだ……ダメだ……
遠くなる意識???
「今の私」には…………
何もできない。
心がバラけた?????
????※????
結ヶ丘。
ここは原宿、青山、表参道の狭間にある地域???
個性を共存させ、真に調和する社会を目指すエルシャム王国。その勢力は瞬く間に拡大していった。
人間の寿命の急伸長、各大陸の拡大日本の形成、日本列島の文明中心化……そのような混沌とした世界を善を持って統治する王など稀な存在。
そのカリスマと善政に魅かれた者は多く……当然統治する領域は広大なものとなった。
その領域内では国や文化どうしでの対立、人種差別などはほとんど存在しない???まさに高度な文明でありながら、搾取がなく、縄文時代のようなお裾分けや共存共栄がなされた……限りなく理想郷に近いもの。
王国とは名ばかりの理想の園であった。
しかしながら、その存在を危惧する者は多くいた。
一部では大東亜共栄圏の実現だと揶揄され、まだ国内で強い権限を持つ欧米政府や多国籍企業が非難の声を上げた……
それもそのはず、彼らにとって搾取のない共存共栄など、自分たちの地位を脅かしかねない理想なのだから。
そこで???彼らの一方的な妥協案として、日本の現首都圏を日本政府による自治特区にしてはどうかと提案した。
首都圏は自治地区……というのは建前だ。
実際にエルシャム王国に接近している地域もあるし、距離を置いている場所もある……結ヶ丘は前者だ。
しかしながら、それをよく思わない住民だっている???
話を戻そう。
そんな地域の一角で、とある喫茶店の隣。
漢方屋を兼ねる…不思議な町医者????この物語の語り手 伊口才(いぐち まさ)とは俺のことである。
そして4階建の2階にて……
「いざ!勝負!!」
「……いいだろう。」
藍色の髪をした猛々しい男が勝負を申し込んだのは……ブルーと金の瞳を持つ、黒髪の男。
2人は竹刀を持って??対峙する。
それを見る2人の少女は……合図する。
「「初め!」」
「たぁっ!!」
「……」
大きな声で威圧するように振るう藍色の男。しかしスルッと見切りをつけられる……
そして………言う。
「お前、師匠の抹茶プリン食ったろ。」
「え、何で
「隙あり!!」
竹刀で足を掬
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