第三十話 部活をしてその十一
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「いいお仕事も出来るし自分の心も磨かれていくから」
「いいのね」
「そうよ、人間として成長していくのよ」
「そうもなるのね」
「それであの人達みたいに努力しなかったら」
日本の特定野党の議員達特に女性議員達はというのだ、母もまた彼女達の嫌な人相を思い出しながら話した。
「悪くなる一方よ」
「あの人達みたいに」
「そうなるのよ」
まさにというのだ。
「何の努力もしなかったらね」
「人間としてどんどん悪くなって」
「皆に嫌われてね」
そうもなってというのだ。
「人相もよ」
「悪くなるの」
「悪いことばかり考えて言ってるとね」
「努力しないで」
「ああした人達みたいにしていたら」
そうしていると、というのだ。
「人相もよ」
「あの人達みたいになるのね」
「悪くなるのよ」
「そうなのね」
「だから一華もよ」
「努力していくことね」
「そうしたら人が見てね」
その努力をというのだ。
「認めて好きになってくれるわ」
「自分もよくなって」
「そして人相もね」
こちらもというのだ。
「よくなるのよ」
「そうなるのね」
「そうよ、人相は顔立ちより大事なのよ」
「それで顔のよし悪しが決まるのね」
「あの女性の政治家さん達の中には元の顔立ちがいい人もいるでしょ」
「見たらね」
一華も否定しなかった。
「結構ね」
「けれど皆嫌な風に見えるでしょ」
「人相が悪いから」
「そうよ、だから人相はね」
生き方が出るそれはというのだ。
「生まれた時の顔立ちよりもよ」
「大事なのね」
「それも遥かにね」
「そこまでのものなの」
「だからよ」
その為にというのだ。
「一華もいい生き方をしてね」
「努力して」
「人相は四十に出るというけれど」
リンカーンは人間は四十になれば自分の顔に自信を持てと言ったのはまさにその人生が顔に出るからである。
「もうそれ以前によ」
「出るのね」
「ヒトラーがお髭なかったらどうかしら」
この独裁者はというのだ。
「想像してみなさい」
「あの人眼光物凄く鋭いから」
一華は実際にヒトラーの顔を思い出して答えた。
「あのチョビ髭なかったら」
「物凄く怖いお顔でしょ」
「何かね」
「それはヒトラーがそうした人生を歩んできたってことよ」
「あんな怖いお顔になる」
「人相がそうなるね」
謀略も駆使し詭弁や虚言を弄して勢力を拡大してきた、その中で粛清もしてきた。
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