第五章
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り入って下の者や弱い者はいじめてだ」
「悪事も働く」
「そうした奴はですね」
「そのままですと」
「本当に危なかった、社長が信じなかったら会社を去っていたかも知れない」
小柳は苦い顔で話した。
「もう会社が腐り果てて潰れるならだ」
「その前にですか」
「辞めるべきですか」
「そうすべきでしたか」
「そうしていた、だが社長が信じてくれて本当によかった」
だから会社は救われた、小柳はこのことに胸を撫で下ろしてだった。
部下達と共に酒と肴を楽しんだ、会社の癌細胞を取り除いた後の酒は実に美味かった。
口だけ男 完
2022・5・18
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