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SHUFFLE! ~The bonds of eternity~
第四章 〜魔力(チカラ)の意味〜
その一
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部活に所属することを強く勧められます。人界のことをより多く学ぶために、ということですね」

「ふわー、すごいんだね、デイジーちゃん」

「い、いえ、そんなことは……」

 シアから尊敬の目で見られ、赤くなりながら慌てるデイジー。いつもそんな感じなら可愛いのに、という感想は口にせず、稟は問いかける。

「それで、なんで放送部に……? 他の部でも良かったんじゃないのか?」

「それはそうですけど……卒業する部員の方と入れ替わりだったので。私だけになってしまうのは分かっていたんですけど」

 言葉を一旦切り、続ける。

「無くならないといいなって……思ったんです。何だか寂しいじゃないですか、そういうの」

「……うん。分かる気がする」

「確かにな」

 言いながら、稟は別のことに驚いていた。デイジーが放送部をやっている理由が、意外にも人情味のあるものだったからだ。見れば柳哉も無言で頷いている。デイジーの手伝いをしているのもその辺りに理由があるのだろう。最初のイメージが強かったせいもあってか、ちょっと勘違いをしていたのかもしれない。

「でも、驚いたな」

「何がですか?」

「いや、柳と随分親しいようだから」

 部員でもないのに部活動の手伝いをしているぐらいなのだから。そう言おうとした稟だが……

「別にそこまで親しいわけじゃないがな。まあ、前に少し相談にのったことがあってな。その縁みたいなものだ」

「相談?」

 聞き返すシアだったがそれには答えず、小さく笑う。その相談の内容をシアに話すほど野暮ではない。そんな柳哉に少しの感謝を込めた視線を送るデイジーだった。

「で、わたしも校内放送を手伝えばいいのかな?」

「よくぞ聞いてくださいました。手伝うというより、姫様には姫様らしく主役の椅子を用意させていただきます」

「えと、わたしは時々お手伝いが出来たらいいなって思ってたんだけど……」

「そんな引っ込み思案なことではいけません! 姫様の魅力を民衆……いえ、同じ学び舎に集う若人に思い知らせ……いえ、知ってもらわなければ!」

 ここぞとばかりに勢い込むデイジー。微妙に雲行きが怪しくなってきた。訂正前の発言だとすこぶる政治的である。

「と、思っていたのですが、少し時期を外してしまったので……ひとまずこれをご覧ください」

 そう言ってデイジーが鞄の中から取り出したルーズリーフの束を三人の前に差し出した。表紙にはこう書かれていた。

「……『新しいお昼の放送プログラム』?」

「……『リシアンサス王女のお部屋』?」

 全てが手書きの文章だ。しかも結構な量がある。これもシアと一緒に放送する、ということへの情熱の成せる業か。

「これをきっかけに、放
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