第三章
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守ります」
「そうして欲しいがこの国は難しい」
チトーは臨終のその床で語った、四角く頑健な身体も今は死に向かっている。
「私も常に必死だった、君達を信じたいが」
「それでもですか」
「この国を保つことはですか」
「難しいですか」
「無理だ」
一言で言った。
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