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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十話 断罪王Σと自称魔法使いの美少女カエデ。飼っている犬猫に去勢手術させる飼い主は今すぐ病院で去勢手術して来い!ペットが子孫残すのがそんなに嫌なら最初から飼うんじゃねぇよ!
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つになったカエデが僕に襲いかかってくる。
僕はカエデちゃんの手刀を避けると同時にカエデちゃんの腹部に思いっきり蹴りをぶち込む。
カエデちゃんの全身が吐しゃ物塗れの魔法陣が記された床にめり込む。
僕は続けて鋼鉄化した十本の指を伸ばしてカエデちゃんの手足と腹部に突きさす。
「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
「これでもう、カエデちゃんはどこにも逃げられないね。どうして、こんなことするんだい?」
「それを私に聞きたくて、わざと頭に攻撃しなかったの?」
「そうだよ」
「私は、ヨシヒロさんがあなたに殺されたことを知ったとき、とても悲しかった!でもあなたがヨシヒロさんの代わりに世界征服の夢を実現できれば、ヨシヒロさんの死も報われると思った!」
「そっか、君はヨシヒロが好きだったんだね」
「あっさりフラれちゃいましたけどね」
「じゃあ、死ね」
僕はカエデちゃんを食べた。
でも、精神がカエデちゃんでも肉体が謎の生物兵器なので僕は全部魔法陣の記された床の上に吐いてしまった。
「まずい」
魔法陣の記された床の上にかつて自称魔法使いを名乗っていたカエデちゃんの姿をした生物兵器の肉が散らばっている。
地下室にはまだ謎の生物兵器のはいったカプセルが数えきれないほどある。
こんな気味の悪い家に僕はもう済みたくない。
僕はヨシヒロの家を出た。
一週間経ってもテレビでカエデちゃんとヨシヒロの死、そして地下室の大量の生物兵器が世間に公表されることはなかった。
そして、もちろん僕が指名手配されることもない。
静かすぎる。
あまりにも静かすぎる。
おそらく僕の知らないところで、なにか僕にとってよからぬことが動いている。

次回予告 第三十一話 断罪王Σと美少女飼育員アカネ。動物園の飼育員たちはなぜ動物が好きなのに動物を檻に閉じ込めて自由を奪うことに対して見て見ぬふりをするのだろうか?
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