暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三十話 断罪王Σと自称魔法使いの美少女カエデ。飼っている犬猫に去勢手術させる飼い主は今すぐ病院で去勢手術して来い!ペットが子孫残すのがそんなに嫌なら最初から飼うんじゃねぇよ!
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
井には魔法陣のようなものが描かれている。
「ヨシヒロっていったい何者?」
「そりゃあ、魔法使いに決まってます」
「マッドサイエンティストの間違いじゃないの?」
「このカプセルの中に入っているのはとある人体実験で作られた生物兵器だそうです」
「え、これじゃあ生きてるの?」
「ええ、カプセルの中に一時的に閉じ込めてあるだけらしいですから」
「で、このバケモンカプセルと魔法、いったい何の関係があるんだい?」
「実はヨシヒロさんはこの地下室で管理している怪物達と自分の魔法で世界を征服しようとしていたんです」
「え、ヨシヒロ世界征服しようとしてたの?」
「はい、ヨシヒロさんは掌から衝撃波や火炎放射を出すことが可能でした」
「僕が襲ったときは衝撃波も火炎放射もされなかったけど」
「とにかく、ヨシヒロさんがいなくなった以上、あなたには私と共に世界征服をしてもらいます」
「なんで?」
「だって、あなたがヨシヒロさんを殺したんでしょう?あなたにはヨシヒロさんの代わりに私の世界征服を手伝う義務があるんです!」
このカエデちゃんとかいう女、アオイちゃんと同じぐらいやべ―やつな気がする。
「だいたいさぁ、ヨシヒロとカエデちゃんはどうして世界征服したいわけ?」
「私もヨシヒロさんもいまの世の中に不満を抱いているからです」
「もっと具体的に言ってくんない?」
「ヨシヒロさんの場合は自分の人体実験で完成した生物兵器を国に認めてもらえなかったこと、私の場合は成績が悪かったり、好きな男にフラれたりとか...色々ですね」
「ヨシヒロはともかくさぁ、カエデちゃんの動機はしょうもなさすぎない?」
「つまりです、世界制服さえ完了すれば、私とヨシヒロさんがこの国の支配者になるわけですから、今までうまくいかなかったこととかが、色々うまくいくんですよ!」
「でも、その肝心のヨシヒロが死んでしまったんじゃ、もうカエデちゃんは魔法を習得できないんじゃないの?」
「だから、あなたに手伝ってもらうんですよ」
「そりゃあ、僕はもう何人も人を食ってるけどさぁ、あんまり派手に目立ちすぎると、色々面倒なんだよね」
「手伝ってもらえないのなら、私は今すぐ、あなたのことを警察に通報します」
「してもいいけど、あんまり意味ないよ」
「どうしてですか?」
「僕はもう何人も人を食ってるけどさ、この国の警察はなぜか本気になって僕を捕まえよとしないんだ、その証拠に僕は未だに指名手配さえされていない」
「じゃあ、あなたはなにをやっても罪に問われないと?」
「そういうわけじゃないんだけどね、現に警察と戦った時もあるし」
「なら、なおさら、私の世界征服に協力するべきです」
「僕的に言わせてもらえば、成績が悪いのは単純にカエデちゃんが勉強しないのが悪いし、好きな男にフラれるのは
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ