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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二十九話 断罪王Σと貧乏美少女ユウナ。人の好きなものをバカにするやつは自分の好きなものをバカにされたときのことをちゃんと考えろ!人の好きなものをバカにするやつはシートベルトをしないままケチャダンスを踊りながらジェットコースターをエンジョイしろ!
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って生きているというか、こう自由な感じがして!特にご飯食べてるときとかはなんかこう、産まれてきてよかったなって感動するんですよね。最近、友達もできましたし!」
「そっか。そんで、その友達って?」
「アオイちゃんっていう子なんです。家はあるらしいんですけど、いつも深夜になると綺麗な服着てるくせに路上に寝ている子なんです。それで理由を聞いてもなんだかいまいち話がかみ合わないんですけど、優しくするとたまにタダでお菓子くれたりするんです」
「そっか」
アオイちゃんこの辺じゃあ、ちょっとした有名人だったのかな?
「アオイちゃんは私と違って男性経験が豊富みたいで、いろいろと面白いお話をたくさんしてくれるんですよ!」
ユウナちゃんが楽しそうにアオイちゃんの話をする。
「あの〜アオイちゃんの話しはもういいから」
「あ、す、すいません」
「それよりユウナちゃんがお金持ちになれば、ユウナちゃんはお母さんと仲直りできるかもしれないね」
「は、はぁ」
「僕はいつも人間を食べてるからさ、あんまりお金を必要としないんだけど、もしよかったらコレ使うかい?」
僕はこの家の箪笥から奪い取った、封筒に入った五百万円をユウナちゃんに渡す。
「で、でもこのお金は?」
「ああ、僕がこの家から盗んだお金だよ」
「で、でもそれはいくらなんでも、他人のお金ですし...」
「じゃあ、ユウナちゃんはお金が無くなって飢え死にしそうになったら、そのまま全部をあきらめて死んじゃうのかい?」
「そ、それは!」
「犯罪者になって生き延びるのと、犯罪者にならずに飢え死にするの、ユウナちゃんはどっちの方がマシだと思う?」
「誰だって多分死にたくないんだと思います。でもやっぱり、人に迷惑をかけてまで私は生きていたくありません」
「ユウナちゃん!僕はユウナちゃんを幸せにしたいんだよ!」
「お気持ちは嬉しいですが...」
「じゃあ僕が、このお金を受け取ってお母さんと仲直りしないと、ユウナちゃんのこと殺しちゃうよって言ったら、どうする?」
「そ、そんな私、死にたくないです!」
「じゃあ、この五百万円受け取ってよ!」
「で、でも!」
「このお金があれば、お母さんはきっとユウナちゃんを必要としてくれる、愛してくれる!」
「わたし、やっぱりお金は受け取れません!お金でできた愛なんて私はほしくありません!」
「でも、ユウナちゃんは他人の家に不法侵入してピザ食ったよね?」
「そ、それは!」
「もうユウナちゃんは立派な犯罪者だよ。僕は自分の罪を隠して、ユウナちゃんのしたことを警察に報告する!そうすればユウナちゃんは犯罪者で、ユウナちゃんのお母さんも顔も知らないお父さんも、親戚もみんな犯罪者の家族として社会から居場所を失う。それでもユウナちゃんはこのお金を受け取らないのかい?」
「こ
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