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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二十七話 断罪王Σと遠距離恋愛美少女ヤヨイ。童貞より非童貞のほうが社会的地位が上だと思ってる女は今すぐ高速道路で反復横飛びしてこい!
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「そうだね、断罪王Σとでも名乗っておこうかな」
「だ、だんざいおーしぐま?」
ヤヨイちゃんは渋々、僕の背中に乗る。
僕は深夜の上空を飛ぶ。
「うわぁ〜夜景が綺麗ですね〜」
「怖くないのかい?」
「はい!高いところ好きなんです」
「それで、こっちの方でいいのかな?」
「はい、北海道です」
僕はヤヨイちゃんの指示通りに北海道にある遠距離恋愛中のヤヨイちゃんの彼氏の自宅に到着した。
僕はヤヨイちゃんにコンビニで買ってきてもらった最低限の衣服を着用するとヤヨイちゃんの彼氏の自宅のインターホンを連打する。
「うるせぇ!」
「タケシ!」
どうやら、ヤヨイちゃんの彼氏の名前はタケシというらしい。
「ヤヨイ!お前、女優になるために東京に行ったはずじゃ...」
「うん、でも最近、連絡取れないからさ...」
「ヤヨイこそ、その隣にいるおっさん一体誰なんだ?」
「あ、ああこの人は友達よ、別に彼氏とかじゃないし」
「ふ〜ん、まぁ、入れよ」
「うん」
「お邪魔します」
僕とヤヨイちゃんはタカシ君の自宅に入る。
「ねぇ、タカシ、タカシはもう私のこと好きじゃないの?」
「そんなことはねぇよ!ただ、ただ...」
「ただ?」
「俺、実は飲み会で一回酔っぱらって、ヤヨイにそっくりな女の子のことヤヨイと勘違いしちゃって、浮気しちゃったんだ!それで...それで...」
「それで?」
「実は、その浮気しちゃった女の子が妊娠しちゃったんだ...だから俺、どうしていいかわからなくなっちゃって、ヤヨイとどう向き合えばいいのかわからなくなっちゃたんだ」
「そっか、それで連絡が取れなかったんだね。じゃあ、もうおしまいだね」
「でも!俺、本当はヤヨイのことが一番!」
「だめだよ、タカシ君、そんなこと言っちゃ。その浮気相手との子供がかわいそうだよ」
「ヤヨイ...!」
「子供にはお母さんとお父さんが必要なんだから...だから、もう、さよならしよう」
ヤヨイちゃんは泣きながら笑っている。
「おい!おっさん!どうにかなんないのかよ!」
タケシ君が僕の胸倉をつかんでくる。
「そんなこと言われても、おじさん女の子と付き合ったことないんだよ」
「いやだ!俺はヤヨイと別れたくない!ヤヨイ!」
タカシがヤヨイに抱き着く。
ヤヨイもタカシを抱きしめる。
「じゃあ、もう君たちも子供作っちゃえばいいじゃん」
「でも、私には東京で女優になる夢があるから...」
「ヤヨイ...!」
「結局、全部私が悪かったのよ、私が女優になるためにタカシ君は故郷に残してきたのが悪かったの!欲しいものを両方手に入れようとしたから、バチが当たったのよ」
「あ、おじさん、いいこと思いつきました!」
「おっさん!」
「僕がタケシ君の浮気相手を殺すってのはどうでしょうか?
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