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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二十四話 断罪王Σと美少女会社員サユリ。大した努力しなくても年なんて誰でも取れんだよ!高齢者は自分たちが高齢者であることを盾にして若い世代を困らせてもいいことを当たり前だと思うな! 自分達が高齢者であることを盾にして若者を苦しませる悪質高齢者は無免許調理師がさばいたフグを食いながらトライアスロンでもしてろ!
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ああッ!」
僕は伸ばした鋼鉄の人差し指を、叫びながら社外に逃げようとするサエキの右足に貫通させる。
「痛ってぇぇぇぇぇぇよぉぉぉぉぉぉぉッ!」
「ああ、あなたがイイジマさんですね」
「は、はい」
「僕は宅間セメルって言います」
「は、はぁ...」
あなたはサユリちゃんといじめていたそうですね?」
「そ、それは違います、私はただ、仕事でミスをしたサユリさんを指導しただけです」
「ウソよ!イイジマさんは私のことを大きな声で怒鳴ったわ!」
「そ、それは君が同じミスを何度もして、顧客に何度も迷惑をかけたから」
「そうだ!イイジマは悪くない!セメルさん、あんたはサユリに騙されているんだ!」
サエキが僕に向かって泣き叫んできた。
「私はおじさんのことを騙したりなんてしてないわ!それにサエキさんは仕事ができない、同じミスを何度も繰り返す私にこの仕事をやめてしまえって大きな声で怒鳴ってきたのよ!」
僕にしてみれば、サユリちゃんは単純にバカにだけだし、イイジマとサエキもおそらく間違ったことは言っておらず、ただ単純に言い方が悪いだけだと思う、でも。
「でも、サユリちゃんは今日の朝、マンションの屋上から飛び降りようとしていた」
僕の言葉にイイジマとサエキが驚愕の表情を浮かべる。
「もし、あなた達の名前が書いてある遺書を残したサユリちゃんが本当にマンションの屋上から飛び降りていたら、あなた達二人は今頃どうなっていたでしょうか?」
「それは... 」
イイジマが気まずそうに僕から顔を背ける。
「あなた達の名前が書いてある遺書を残したサユリちゃんがマンションの屋上から飛び降りていたら、おそらくあなた達二人もこの会社をクビになっていたでしょう。そうすればイイジマさんやサエキさんだけにとどまらず、奥さんや子供さんも食べるご飯に困るはずです。それが嫌なら、もうすこし社員に対する指導の方法を改善するべきだと僕は思います」
「おじさん...」
「わ、わかった私とサエキが悪かった!だ、だから命だけは助けてくれ!」
「なら、僕の質問にちゃんと答えてください」
「わ、わかった」
「どんなに質問にもちゃんと答えるから、命だけは助けてくれ」
「あなた達は今、僕より幸せですよね?」
「あ、ああ、セメルさんより幸せかどうかはわからんが、幸せだよ!安定した収入、嫁は料理が上手だし、子供達も成績優秀だ」
「ああ、私もイイジマと同じです!」
「なら、イイジマさんとサエキさんは死刑ですね」
ガブリ!ポキバキポバキ!ゴギュルルルルッ!
僕は最初にイイジマさんを、その次にサエキさんを食べた。
「警察だ!」
イイジマさんとサエキさんを食べ終えると、たくさんの警察官が僕を囲んで銃口を向けている。
「ンナァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」

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