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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
65話 DEAD GO! 怒りの最期
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の!それより大変だ!!稜が失踪した!」
「マジかよ!!何で.......!」
「理由は後だ。俺は魁にも連絡を入れて手伝ってもらう!あわよくば探せる人には全員連絡してくれ!!」
「わかった........」
「虎太郎!いつの間に............」
「あんな騒がしかったら誰だって起きる。それより行くよ、先生。」
「おう!!」


稜と同室である2人は駆け足で部屋を出て行った。俺はその間にホテルオハラの魁と鞠莉のいる部屋の固定電話にかける。


『ハイ、才!どうしたのこんな明け方から?』
「鞠莉か!心配かけるが、負傷で寝込んでるはずの稜がいなくなった!!」
『失踪ってこと......!?大丈夫なの?』
「一応聞くがそっちにはいないよな?」
『ええ、いないけど..........』
「じゃあ魁にも知らせてくれ!じゃあ後で掛けてくれ!!」
『え!?ちょっと早すg』


鞠莉との電話をガチャ切りして俺も自分の足を可能な限り動かし、家を飛び出た。しかしいつもとは訳が違った。視界は少しぼやけていて足取りも悪い。もちろんそれでも普通の人よりは早いのだろうが。


「まさか睡眠薬か........?」


俺の体は確かにムテキ化が進行している。切り傷も擦り傷も大概のものは一瞬で治る。また毒物や疲労に対しても有効なのがわかっている。

だが人間の活動を促進させるような物には対処しようがない。交感神経や副交感神経の働きを止められはしないのだろう。

例えば戦っている時には当然アドレナリンやその他興奮作用のある物質が分泌される訳だし、それらを止めてしまえば生命活動に差し障るからな。


おそらく俺たちが稜と離れている隙に、あの部屋にあるウォーターサーバーに仕込み上がったか.............



「お前の死に場所はこんな所じゃねーだろ.........」




?????????※?????????




才たちは少し遅れている。


アークゼロとスペクターが戦闘を開始したのは午前2時ごろだ。だが才が稜の失踪に気付いたのはその約3時間後だ??????



「はぁぁぁぁぁ!!!」
『はっ!』


ディープスラッシャーの斬撃をもろに喰らっても進撃するアークゼロは鳩尾を正確に殴る。この一撃一撃に重みを感じさせる拳にスペクターは戦闘のペースを握られてしまう。


≪アタッシュアロー!≫


アークゼロは自らのコアであるベルトから細かいビームが、多次元プリンターのように武器を生成する。そしてアタッシュアローの悪意に満ちた赤い矢を放つ。その矢は火花を散らして命中する。


「ぐわぁぁぁ!!」
『????????』


今のスペクター
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