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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
64話 EL MALICE BIRTH
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「俺を斬れ。」
「!?!?!?!?」
「??????????は?」
「それがアークの意思ならば...........従うまで。喜んでこの身を捧げよう!!」


滅が両手を広げて、無抵抗に俺の前に立ちはだかる。俺の考えは一瞬にして怒りと興醒めに襲われた。そして背後からはそれを躊躇うように声がかかった。


「やめろ!!無駄死にするつもりか!?」
「人間風情に情けを掛けられる覚えはない。それにこれは聖戦の一部。そのための俺の死とは名誉な話だ。」
「??????????はっ!」


俺は巨大な紫刃の向きを変え、海側に向けて一閃しようとする。するとバシャッと巨大な魚が飛び出したかの如く、翼を広げた者をその刃を喰らわせ、地上まで持ってくる。

ただ振り回しただけなのでダメージは入っていないはずだ。


「痛てて...........!」
「迅?????」
「ごめん滅!エグゼイドの隙を狙おうとしたんだけど?????」
「はっ!!!」
「.............《《わかっている》》。」


俺はもう一度巨大な紫炎刃を迅に振り下ろそうとする???????が、すんでのところで滅が迅を押し退けて身代わりになる。もちろん俺は本気じゃなかった。すぐさまその紫炎を消し、滅に左足のボディキックをお見舞いして、道路右側の巨大な岩壁にめり込ませる。

そして瞬間移動で滅の元へ近寄る。


「自分から死を望むとかシラける事すんなよ。俺に放棄プレイする気持ちもわからないこともないけどさ...........でも精一杯戦ってエンディングを迎える??????それがゲームであって人生ってもんだろ?」
「人生だと?くだらない。俺たちはお前達と違って人ではない。データさえあれば何度でも復元できる。」
「そうか..............なら分からせてやるよ。」


滅が認識する隙もない僅かな時間で、ダークキバに放ったのより少し弱いが、メガトンレベルのパンチを何発か喰らわせる。そして体感時間が元に戻った瞬間にその装甲は崩壊する寸前?????もう崩壊するところ。


≪回復!≫


崩壊する装甲をエナジーアイテムによって無理矢理に修復させる。そして再びメガトンパンチを喰らわせ、崩壊。回復????????これを何回か繰り返していく。

周囲から見れば、爆発しては修復されるよくわからない光景があるだけだった。その気味悪さを見兼ねたダークキバはジャコーダロッドを俺に振り下ろそうとする。

最小限のモーションで避け、背中を押してバランスを崩させる。案の定転んでくれた。ここで俺はようやくこの身をもっての《《ラーニング》》をやめ、少し滅と距離を取る。

同時に迅が駆けつけたことは想像に易い。


「滅大丈夫!
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