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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
63話 Starはただ1人
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は違って、斬られるのでは火花すら出ない。

逆に俺は下ろされた刃先を掴み、メキメキと音を立てて肩から退ける。


「もう少し追加した能力もあるが..........試すか。」
「!!!」


必要最小限の力でサウザーのボディを蹴り、サウザンドジャッカーの所有権を強奪する。


「前々からこれで遊んでみたかったんだよな〜」


自分の複眼を光らせてその槍をしっかりと解析する。すぐに解析は終了したので、ご丁寧に投げて返してあげる。そして??????


≪サウザンドジャッカー!≫


「やっぱりできた.........!」
「私と同じ武器だと............!?」
「まさか?????武器まで生成できるのか!?」
「ああ。武器の解析さえ出来れば、どんな武器でも作れる。さて............このサウザンドジャッカーの力。お前で試させてもらうぜ!!稜!」
「ぐわぁぁぁぁ!!!!」
「才お前........!!」


≪ジャックライズ!≫


先ほどまで自分の溢れすぎる力に苦しんでいたスペクターにその刃先を向け、毒を抜く注射器のように紫の余剰エネルギーを吸い取る。

スペクターは苦しみからは解放されたが、同時に疲労感に襲われ、その場に倒れ込んでしまう。だがその状況でも俺に声を発する気概はあるようだ。


「才ぁ.........何をした!」
「お前が苦しんでちゃ全然面白くねぇんだよ。感謝しろよ?????でもこの抜き取った膨大なエネルギーをどうするか.............」
「「「!!!!!」」」
「ま、使ったほうが得だよな。」


≪ JACKING BREAK!≫


サウザンドジャッカーを天に突き上げる。すると巨大な聖火????いや妖火の如く紫の刃が天を貫くように伸びる。これを見て絶望・圧巻されない《《人間》》はいないのではなかろうか。


「誰にしようか..............」
「マズイぞ?????はっ!」
「!!!」
「?????????」
「!?」


ダークキバは俺の背後のスペクターのところに寄って、キバの紋章を盾として上と正面に構える。サウザーはシャインシステムの防御で防ごうと準備する。皆がそれぞれにできる防御耐性を取っているが??????



奴だけは違った。




「俺を斬れ。」
「!?!?!?!?」
「??????????は?」
「それがアークの意思ならば...........従うまで。喜んでこの身を捧げよう!!」

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