暁 〜小説投稿サイト〜
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
61話 始まるChaos【混沌】
[6/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
。殺した描写すら確認できていなかった。そんなことで疑いを才に向けるのはおかしいと竜介は思っていた。
もちろんディープフェイクとか難しい技術は竜介は考慮していなかったが、しかし稜と魁がこうも単純に才を疑うことをおかしく思っていた。2人とも才を昔から知っている人間なのに...............
「志満。」
「何?」
「前に内浦で殺人事件があっただろ?3年前に。」
「あぁ......深天大地さんの????」
「何でお前が知ってるんだ........!?」
「実はその深天さんとうちのお父さんが知り合いでね。お父さん身元不明の変死体が発見された時に急にそう呟いただけなんだけど??????それがどうしたの?」
「いや.......もしもそいつの息子がその事件の犯人が自分の親しい幼馴染って噂が出たら?????どう反応するのかと思って..........」
「うーん。よくわからないけど、その人との関係次第なんじゃないかな?親しくても何処か分からなかったり、心の中で嫉妬してたら信じるじゃないかな。」
「そっか??????」
「それにしてもどうしたの?そんな重い話竜介君らしくないわよ?」
「いや.......ちょっと仕事中に考え事でさ。」
もしそれが本当なら稜は才のことを心の中では、理解できていなかった。そして何処か嫉妬していたのかも知れない。
いや才の心中は竜介も理解できていない。誰も才の心を理解できていないのだ。
竜介は人一倍頭は良くないが、人の気持ちを理解するのは長けていた。Aqoursを守ることに異様に独善的な才。それこそ竜介が与えたヒーロー像なのだが、少し固執しているようにも見えた。
それは《《いいこと》》なのだろうか..............
一日中5本のプロテイン。その4本目を飲んでいる途中にガラガラっと旅館の正面玄関が開く。
「おっ!竜介じゃん!!」
「え??????ってなんだ、美渡か〜」
「2人で何話してたの?」
「いやぁ〜ちょっとした......その.....そう!世間話!!」
「何そのわかりやすい動揺!!もしかして《《そういう》》カンジに........!」
「は!?んなわけ.........!!」
「やだ..........美渡ったら。そういうのはもうちょっと...........」
「何だよその満更でもない顔!!!」
「やっぱり!!ヒューヒュー!!」
必死に保身に走ろうとする竜介に、顔をほんのり赤らめる志満。そして保身に走ろうとする竜介をここぞとばかりに煽る美渡。一方では修羅と化していながらも、もう一方ではそうでないことに救いを感じる。
修羅の世界に安静はない。同じように安静の中に修羅は存在しないのだ。どちらになるかの
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ