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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
61話 始まるChaos【混沌】
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???」
「早くしないとたお『もうそれ以上はやめてくれ!!!!』


急に耳に入った妙に悲痛な大声に興醒める。その声の主は魁だった。彼の表情には怒りが前面に出ていた。しかしながら、その裏側には明らかに《《混乱と崩壊》》が存在すると俺にはわかった。


「ヒーローは.......俺たちはこんなことするために居るんじゃない!!内浦の皆の上に立つ君臨する王として........才!!お前を止めて.......真実を語らせる!!!!」
「そうか..........ならお前もかかって来い。俺という《《自由人》》を止めてみろ。」
「キバット!!」
『才.......残念だ。キングの命令に逆らう者は何者であれ、倒さなくてはならない。』


≪ガブリ!≫


「変身っ!!!!!」


魁は自身から湧き上がる激しく悲痛な怒りを闇の甲冑に閉じ込め、仮面ライダーダークキバへと変身する。

装甲を纏ってすぐに俺に拳を突き立てるが、手のひらで拳とその衝撃を受け止める。


「何で.........どうして言うことを聞いてくれないんだ才!!お前は本当に殺人鬼なのか!?!?」
「何のことだかさっぱりだが、俺にそれを証明する手立てはないと言っているんだ。」
「それじゃあ意味がないんだよ!!完全に否定してくれ!!!」
「それが出来ないから言ってるんだよ.................」


どいつもこいつも熱い男になりあがって。真夏に熱くなっても周りに迷惑がかかるだけだ。沸騰した水は蒸発するだけだ。と何処ぞの天の道の男が言ってたようにな。

人間は完全な潔白を求めるが故に、証拠厨になりやすい。だからこそ悪魔の証明などに惑わされるのだ。もちろん物的証拠を出せと言うのなら出せる。しかし《《それが当時の俺であるとは限らないからの話》》だ。


俺は空いている右手で地面に突き刺したキースラッシャーを引き抜き、ダークキバを斜め下から火花とともに斬る。


「何はともあれ、これがお前らの結論ということだな?」
「????????」
「なら、俺はお前らの仕掛けたゲームに応じるだけだ。」
「!!!!!」
「俺は仕掛けられたゲームに未練や躊躇いを持ったりしない。そんなものを持つ時点で仮面ライダー失格だ。」
「お前は............心が痛まないのか?仲間と戦うことに心を痛めないのか!?」
「戦うのを躊躇えば人は救えない。Aqours(護るもの)も護れない。」


俺の言い放った言葉にダークキバは反応できなかった。代わりに、ガードレールからようやく復帰できたスペクターがその言葉に反応する。


「やっぱりお前は本当に父さんを??????」
「どうやったらそんな理論になるかがわからないが........
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